ドコモ、新たな災害対策の取り組みを完了……音声お届け、津波警報、GoogleやTwitterとの連携など | RBB TODAY
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ドコモ、新たな災害対策の取り組みを完了……音声お届け、津波警報、GoogleやTwitterとの連携など

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Google「パーソンファインダー」との連携イメージ
  • Google「パーソンファインダー」との連携イメージ
  • Twitterとの連携イメージ
  • 津波警報
  • 「災害用音声お届けサービス」対応機種
 NTTドコモは23日、昨年より進めていた「新たな災害対策」の取り組みについて、さまざまな施策の準備がおおむね完了したことを公表した。2月より順次新サービスの提供を開始する。

 まず、災害時にパケット通信で安否等を音声のメッセージで伝える「災害用音声お届けサービス」を3月1日より提供する。「災害用音声お届けサービス」は、震度6弱以上の地震など大きな災害が発生し、多くの音声発信によりつながりにくくなった場合に、音声通信に代わってパケット通信により音声メッセージを配信する災害時専用のサービス。音声メッセージを登録することで、メッセージを伝えたい相手にSMS(ショートメッセージサービス)で通知する。1メッセージあたりの録音可能時間は30秒で、最大20件(20件を超える場合は古いメッセージ順に上書き)が通知できる。なおこのサービスは、災害時のみのサービス提供となるため、それ以外の期間は利用できない。

 またドコモでは、緊急速報「エリアメール」において、気象庁が発表する「津波警報」の配信を2月24日より開始する。津波による災害の発生が予想される場合には、地震が発生してから約3分を目標に気象庁から「津波警報」(大津波、津波)または「津波注意報」が発表される。ドコモでは津波警報(大津波、津波)を該当する沿岸地域に一斉配信する。

 さらに災害時には、Google「パーソンファインダー」やTwitter社と連携し、ICTを活用した被災地支援を行う取り組みを推進する。具体的には、3月末より、「災害用伝言板」から「パーソンファインダー」の安否情報を確認可能とする。なお、災害発生時には「dメニュー」「iMnu」のトップページに、公共機関・報道機関等によるTwitterアカウントリンク集を設置する。

 ドコモは、東日本大震災での体験を活かした「新たな災害対策」を2011年4月より策定し実行してきたとのこと。今回の新サービス開始はそれらの施策の反映となっている。
《冨岡晶》
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