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ジョニー・キャッシュの記念館がオープン

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 ジョニー・キャッシュの生涯をテーマにした新しい記念館が、年内にナッシュビルにオープンすることになった。

 2003年に71歳でこの世を去り、今月生誕80周年を迎えるジョニー。そのジョニーの記念品コレクターであるビル・ミラー氏によって開館されるこの記念館は、ジョニーの遺族からの寄付品や、テネシー州ヘンダーソンにあったものの1999年に閉館し、ジョニーのシングル『ハート』にも登場したザ・ハウス・オブ・キャッシュのオリジナルの標識、そしてそこからの展示品も寄付されるという。

 ジョニーと妻ジューン・カーター・キャッシュが暮らしていたこの建物は、2人の死後、ビージーズのバリー・ギブによって購入されたが2007年に焼失し、現在は修復されている。

 この記念館はナッシュビルのメイン通り、ローワー・ブロードウェイの「賑わいの中心」に建設予定だと、息子のジョン・カーター・キャッシュが説明した。

 また、娘のロザンヌ・キャッシュは「ミラー氏は父の驚くべき支援者であり、記念品を数多く収集しているコレクターの1人でもあります」とミラー氏について語った。「記念館をオープンするほどの品々を誰かが持っているとしたら、それは彼です。彼に絶大な信用を寄せていますし、今の時点では素晴らしいことだと考えています。尊厳と気品のある、歴史的に重要で低俗なものではない何かをやってくれると思っています。彼の作る博物館がとても楽しみです」。

 また、このほかにもジョニーが幼少時代を過ごしたアーカンソー州ダイエスの自宅を保存する計画が現在進行中で、1930年代から40年代当時の風貌が再現されることになっている。
《RBB TODAY》
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