【地震】福島第一原子力発電所の状況(2月8日午後3時現在) | RBB TODAY
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【地震】福島第一原子力発電所の状況(2月8日午後3時現在)

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水漏れが見つかった2号機タービン建屋東側の仮設タンク(2月8日撮影)
  • 水漏れが見つかった2号機タービン建屋東側の仮設タンク(2月8日撮影)
  • 東防波堤より臨む、2号機タービン建屋(1月14日撮影)
  • 免震重要棟裏より2号機原子炉建屋を臨む(1月9日撮影)
 東京電力が2月8日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

※2月2日以降、原子炉圧力容器底部の温度上昇の傾向が大きくなった2号機について、急激な冷水の注水により炉内の水密度が高くなり臨界の可能性が高くなることを避けるため、注水の増加操作前の2月7日午前0時19分から午前3時20分にかけて、安全上の措置として念のため原子炉へのホウ酸水注入を実施し、同日午前4時24分、炉心スプレイ系からの注水量を毎時約3.7立方メートルから毎時約6.7立方メートルに変更(給水系からの注水量は毎時約6.8立方メートルで継続中)。現在は約66.0度(2月8日午前11時時点)である。引き続き、傾向監視を行う。

※2月8日午前9時40分頃、協力企業作業員が2号機タービン建屋東側の仮設プールから水がオーバーフローしていることを確認。現場の仮設プールではサブドレン浄化試験のため、ポンプでサブドレン水のくみ上げを行っていたことから、同日午前10時15分頃にポンプを停止したことによりオーバーフローはおさまっている。その後、現場調査を実施した結果、現場周辺の排水溝に水が無かったことから排水溝への流れ込みは無く、海への流出は無いと判断。またタンク内の水をサンプリングして核種分析を実施した結果、セシウム134はセンチメートルあたり3.4×10のマイナス1乗ベクレル、セシウム137はセンチメートルあたり5.2×10マイナス1乗ベクレルであり、本日サンプリングしたサブドレン水の分析結果と同等であったことから、オーバーフローした水はサブドレン水と判断。なお、タンクからオーバーフローした量については現在評価中。
《RBB TODAY》
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