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レイチェル・ワイズを起用したロレアルの広告が禁止に

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レイチェル・ワイズ
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 レイチェル・ワイズを起用した「誤解を招く誇大広告」が、イギリスで禁止された。英国広告基準局(ASA)は、国会議員ジョー・スウィンソンからのクレームを受け、ロレアル パリ・リバイタリフト・リペア10の広告でレイチェルの顔がデジタル加工されており、より滑らかな質感に変えられていたと判断した。

 ASAは商品の効果を「誤解を招くほど誇張」したとして、今のままでの広告使用を禁止し、ロレアル社に対しては商品の効果を不正確に伝える編集を行なわないように忠告している。「この広告写真では、レイチェル・ワイズの顔の明るさや皺の事実を曲げたとは思っておりませんでしたが、彼女の顔はよりなめらかに、均一に見せるために大幅に加工されたものだと考えています」「その結果、この広告写真は(広告の中でうたわれている)『肌がよりなめらかに』『顔色がより均一に見える』という商品の効能に誤解を招いていると断言します」。

 キャンペーン・フォー・ボディ・コンフィデンスの共同設立者でこの問題を指摘したスウィンソン氏は、「美容と広告業界は、正直ではないイメージで消費者を騙すことを止める必要があります」「ASAが以前、ひどく修正を加えていると断言したツイッギー、ジュリア・ロバーツ、クリスティ・ターリントンを起用した広告と共に、この広告の禁止はみなさんの目を覚ますものになるべきです」「英国王立精神医学会は、体のイメージに対するメディアの影響は有害であり、容姿を完璧に描くためにエアブラシやデジタル加工を行なうことは、検討すべき領域であるとしています」「異なる肌の色、体型、サイズ、年齢など広告にはより多くの多様性が必要とされています。世間はブランドからはより信憑性のあるものを望んでいるという結果も出ています。イメージが加工されないことが強く求められているのです」。

 ロレアル側はレイチェル・ワイズを出来るだけ魅力的に描こうとし、そのためたくさんのライトを使ったりソフトなフォーカス、そして解像度を低くするという、より良く見せようと努力した結果がこの広告だと説明している。「ASAは以前、化粧品広告では最高の照明を使って商品を紹介することができると断言していました」。
《RBB TODAY》
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