既存のモノにちょっとカスタマイズを加えたり、日本へのプライドを大事にしたり、最近の若者のトレンドが少しずつ変化してきている。日本コカ・コーラから、そんなトレンドに合わせて、“ちょっと違う”缶コーヒー「ジョージアクロス 和‐STYLE」が発売された。 コンセプトは「ちょっと違うとかなりイイ」。11月30日にはプロモーションFacebookアプリ「GEORGE X MAKER」も公開されている。このアプリは、場所・自分の状態・今の気持ちを組み合わせて選択することで、プロフィール画像を“ちょっと”加工してくれるFacebookアプリとなっている。このようにジョージアクロスでは、“ちょっと違う”ことに着目した、さまざまなアプローチが取られているとのこと。 ブランド担当者である日本コカ・コーラ ジョージアグループ シニアマネジャーの島岡芳和氏は、「別々の異なる価値のものが組み合わさることで、1＋1が3以上になって思いもよらぬまったく新しい価値を生み出し、その価値が自分の心と生活をより豊かにしていく」という思いを“クロス”という単語に込めたとコメント。「今回はコーヒーと抹茶をかけ合わせていますが、単に物性的に混ぜただけの製品としてではなく、ジョージアが積極的に新しい価値開発へチャレンジしていくという、“ブランドに込めたメッセージ”を受け取ってもらえればと思います」としている。 また消費者からの反応として、TwitterやFacebookでの反響が非常に大きかったことを明らかにしている。男女比では、ふだん缶コーヒーを飲まない人が多い女性からの反応もいつもより多かったようにに感じるとのこと。特にパッケージのグラフィックは好意的な反応が多かったという。Twitterでの反応では、街頭サンプリングの模様に加え、TVCMを見た視聴者のツイート、会社で話題になっているといったツイートが多いとした。 同社では今後、第2弾・第3弾の「ジョージアクロス」ブランド製品を考えていく中で、新しい挑戦を続けていきたいとしている。
