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キヤノンとオラクルが協業……「SOAベースのイメージングプラットフォーム」を開発・製品化

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SOAベースのイメージングプラットフォームの特長
  • SOAベースのイメージングプラットフォームの特長
 キヤノン、キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)、米オラクル、日本オラクルの4社は26日、両社グループの強みを生かした「イメージング技術」と「ビジネス・ソフトウェア」を融合させた、オフィス向けソリューション分野での協業について合意を発表した。

 キヤノンとオラクルは、これまでも、オラクルのミドルウェアや「Java」をキヤノンの複合機やソフトウェアに組み込むなど、技術開発の分野において協力してきた。今回、キヤノングループのイメージング機器・技術とオラクルのソフトウェア技術を組み合わせ、新しい商材・サービスを創造していくとしている。

 第一弾として、キヤノンITSがキヤノンのイメージング技術と、「Oracle Database」「Oracle WebLogic Server」「Oracle SOA Suite」「Oracle WebCenter」などのオラクルのソフトウェア技術を組み合わせ、「SOAベースのイメージングプラットフォーム」を開発・製品化し、グローバルに展開する。キヤノンの複合機「imageRUNNER ADVANCE」などのオフィス向けイメージング機器と、ERPなどのIT業務システムを連携させ、イメージング処理やドキュメント処理を含めた業務の効率化を実現するのが狙いだという。日本ではキヤノンITSが2012年1月より、米州では「Canon Information and Imaging Solutions, Inc.」が2012年上半期より提供し、それ以外の地域での展開についても順次進める。

 また技術開発での協業として、「Java」の改善・進化を両社で推進。キヤノンのオフィス向けクラウドサービス基盤「Canon Business Imaging Online」の要素技術開発においても、オラクルのミドルウェア技術をベースとした共同開発を行っていく。
《冨岡晶》
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