ノートン、世界のネット犯罪の被害額を試算……昨年の日本の被害額は1,842億円 | RBB TODAY

ノートン、世界のネット犯罪の被害額を試算……昨年の日本の被害額は1,842億円

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24カ国における成人オンラインユーザーのネット犯罪被害総額
  • 24カ国における成人オンラインユーザーのネット犯罪被害総額
  • ネット犯罪の最も一般的な犠牲者
  • 被害者数の衝撃的な広がり
  • ネット犯罪の被害総額
 シマンテックは13日、本日、世界最大規模のネット犯罪調査の結果を取りまとめた「ノートン ネット犯罪レポート」を公開した。世界24か国、約2万人にインタビューを行った調査となっている。

 この調査は2月6日~3月14日の期間、24か国(オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、ニュージーランド、スペイン、スウェーデン、英国、アメリカ合衆国、ベルギー、デンマーク、オランダ、香港、メキシコ、南アフリカ、シンガポール、ポーランド、スイス、アラブ首長国連邦)の18歳以上の成人12,704名、8~17歳の児童4,553名、1年生から高校2年生を担当する教員2,379名を含む合計19,636名を対象に実施された。その結果、世界のネット犯罪の被害額を試算し、年間1,140億ドルに上ることが判明したという。

 調査対象となった被害者の申告によるネット犯罪で失われた時間の対価を見ると、さらに2,740億ドルの損失になるとのこと。日本においては、昨年ネット犯罪の被害に遭ったのは1,150万人、直接的な金銭的被害総額1,842億円、さらに犯罪解決に費やされた時間の価値として6,524億円の損失となった。

 2010年中の、世界の成人のネット犯罪被害者総数は4億3,100万人で、その金銭的被害総額と時間的費用の世界合計は3,880億ドルとなり、ネット犯罪に関する世界全体の被害は、マリファナ、コカイン、ヘロインの全世界の闇取引総額(2,880億ドル)を大幅に上回ったとしている。

 インターネット利用人口(成人)の3人に2人以上(69%)が一度はサイバー犯罪の被害に遭遇。この数字は、毎秒14人、毎日100万人以上がサイバー犯罪の被害に遭うことになる。日本においては、成人オンラインユーザーの10人中4人(38%)がこれまでにネット犯罪に遭ったことがあると回答している。

 さらにグローバル規模で成人ユーザーの10%が、携帯電話によるネット犯罪を経験したことがあることも判明したとしている。
《冨岡晶》

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