日本IBM、ビッグ・データをWeb画面で簡単に分析するソフト「BigInsights V1.2」発売 | RBB TODAY

日本IBM、ビッグ・データをWeb画面で簡単に分析するソフト「BigInsights V1.2」発売

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Webベースの分析用画面「BigSheets」
  • Webベースの分析用画面「BigSheets」
  • Hadoop用データ処理フレームワークなしでも、複雑な分析が可能に
 日本IBMは、テキストや画像などの非構造化データを含む大量データを分析できるソフトウェアの最新版「IBM InfoSphere BigInsights Enterprise Edition V1.2」を発表した。9月2日から提供を開始する。

 「BigInsights」は、大規模データを効率的に分散処理・管理できるオープンソース・ソフトウェア「Apache Hadoop」の技術を基盤とし、企業での使用に必要な機能を備えた分析用プラットフォーム。最新版となる「V1.2」では、Webベースの分析用画面「BigSheets」を標準で提供する。「BigSheets」は、BigInsightsに取り込まれた社内データや、ユーザーが指定したWebサイト上にあるデータや、ネットワーク上にあるデータなどを表計算ソフトのようにスプレッドシート上に取り込み、各種分析を行い、結果をグラフやタグクラウドなどで分かりやすく表示可能な機能だ。

 通常、Hadoopでビッグ・データを新たに分析するためには、ITシステム部門が「MapReduce」(マップリデュース)等のHadoop用データ処理フレームワークを使用してプログラムを作成し、収集したデータを業務部門に渡す必要があった。「BigSheets」を使うと業務部門が表計算プログラムに似た動作で直接データを操作して分析結果を表示できる。

 たとえば、あらかじめ取り込まれている社内にある売上実績などの期間データなどに加えて、特定の商品名を指定してTwitter上のつぶやきを取り込み、その商品に対するつぶやきを対象に好き/嫌いといった感情を調べるセンチメント分析を行ったり、そのなかからさらに「~が欲しい」という記述を取り出して購買行動の傾向を観察したり、実績データとマージしてセンチメントと売上実績を組み合わせた分析などもできるとのこと。

 BigInsights Enterprise EditionV1.2では、外部プログラムを経由せずにIBM InfoSphere Warehouse、IBM DB2、Netezzaといった既存のデータベースやデータウェアハウスと直接データ連携することも可能。使用料金は、285万円から(税抜、1テラバイトあたり)。
《冨岡晶》

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