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NEC、介護施設における「施設入退検知ソリューション」の実証実験を開始

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NECの顔認証技術
  • NECの顔認証技術
  • 人や物の位置特定と動線追跡(人物追跡システム)
 日本電気(NEC)は26日、ニチイ学館の協力のもと介護施設のさらなる安全確保を目的に、施設の入退場を自動的に検知し事故を未然に防止する「施設入退検知ソリューション」の実証実験を開始した。

 今回の実証実験は、NECの最新の映像解析技術を駆使した入居者の安全確保を実現するシステムについて、その効果を具体的に検証するものとのこと。当実証実験は、NECの顔認証技術と行動検知技術を組み合わせた映像監視システムを活用しており、本年9月中旬までニチイ学館の介護施設で実施される。

 本ソリューションでは、顔認証技術と行動検知技術を組み合わせることにより、非常に高い精度で、施設の入退出を管理することが可能。また、行動検知技術を活用することで、人物の移動方向を特定して誤報を抑えることが可能。さらに、施設職員や入居者が認証用端末(ICカードなど)を携行する必要がないため、認証用端末の盗難や紛失、故意の取り外しなどの課題を解決できる見込みだ。また低価格な汎用カメラで精度の高い認証を実現しているとのこと。

 NECは、本実証実験の成果を活かして、今後、当ソリューションを強化・拡充し、介護施設や病院に加え、電力・ガス・水道施設などの公共インフラや工場内における管理業務や不審者の検出、さらには店舗内における顧客行動解析・マーケティングなど、さまざまな用途への導入を目指す。
《冨岡晶》
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