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NEC、ホテル・旅行代理店向けに「インターネット予約データ変換クラウドサービス」発売

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インターネット予約データ変換クラウドサービスの仕組み
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  • 小田急ホテルセンチュリーサザンタワー
 日本電気(NEC)は18日、ホテルおよびインターネット旅行代理店向けに「インターネット予約データ変換クラウドサービス」の販売を開始した。ホテルの宿泊予約登録作業を効率化するクラウドサービスで、ホテル小田急サザンタワーが導入を決定済みとのこと。

 現在一般的にホテル側は、販売チャンネルを増やすために海外の有力なインターネット旅行代理店と提携し、売上を拡大していこうと取り組んでいる。しかしながら、これまでホテルでは販売チャンネルの開拓は独自に行っており、また、インターネットからの予約登録業務は手作業で行っていた。

 「インターネット予約データ変換クラウドサービス」では、ホテルとインターネット旅行代理店、双方向のデータ交換を実現。ホテルが予約システム上で各代理店向けにエージェントブロック(料金や在庫情報)を作成すると、インターネット予約データ変換システムを通して、旅行代理店側のデータに変換され、予約サイトに反映される。また予約サイトからの予約データも、ホテルの予約システムへ取り込み可能なデータに変換され、自動で取り込むことが可能となる。これにより手入力していた作業がなくなり、業務の効率化を図ることができる見込みだ。

 またホテルからニーズの高い、国内外の有力なインターネット旅行代理店、海外のCRSやスイッチング会社(年内リリース予定)とのインターフェイスを装備する。これにより、ホテルは主要なインターネット旅行代理店と即時に接続ができる。

 料金体系は完全成功報酬型で、1予約実績に基づき、70~150円を課金する(予約がキャンセルとなった場合は課金されない)。NECは本サービスを日本、中国、台湾などのアジア・パシフィック地域へ展開し、今後3年間で300施設への提供を目指す。
《冨岡晶》
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