グーグルは8月5日~8日の「仙台七夕まつり」期間中、仙台にて「仙台営業中!でかけよう。Googleプレイス」を実施している。なかでも、仙台駅ペデストリアンデッキブースでは、AndroidとNFCの連携システムを展示している。 この展示は、「ピンに聞いてみよう!」という、GoogleプレイスとAndroidの技術を駆使した道案内システムのデジタルサイネージとなっている。このシステムは、今回実験的に開発されたもので、“グーグル版の駅周辺地図”といえるものとなっている。 「ピンに聞いてみよう!」では操作卓が用意されており、マイクに向かって、仙台駅周辺の店名や「ずんだ餅」など仙台に縁のあるキーワードを告げると、仙台駅周辺から検索されたプレイス情報が表示され、駅からの道筋を調べることが可能となっている。さらに、QRコードやFeliCaに対応した携帯電話でタッチすることで、ユーザーのモバイルデバイスにプレイスページを転送することも可能だ。 操作卓は、Androidのタブレット、「IOIO」ボード、NFC(Felica)センサーで構成されている。なお「IOIO」(ヨヨ)は、Androidと外部機器をUSB経由で汎用的に接続することを可能にする基盤で、Sparkfun社が開発した製品だ。