ペンタックス初のミラーレス、デジタル一眼カメラ「PENTAX Q」登場 | RBB TODAY
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ペンタックス初のミラーレス、デジタル一眼カメラ「PENTAX Q」登場

IT・デジタル デジカメ
「PENTAX Q」
  • 「PENTAX Q」
  • ブラック
  • ホワイト
  • 背面の3型カラー液晶ディスプレイと操作部
 HOYAは23日、「PENTAX(ペンタックス)」ブランド初のレンズ交換式デジタル一眼カメラ「PENTAX Q」を発表した。近日発売予定としている。価格はオープン。

 レンズキット2種類を用意し、予想実売価格は、「PENTAX-01 STANDARD PRIME」(35mm版換算47mm相当/F1.9)レンズ付きの「PENTAX Qレンズキット」が70,000円程度、さらに「PENTAX-02 STANDARD ZOOM」(35mm判換算27.5~83mm相当/F2.8~F4.5)を加えたレンズ2本付きの「PENTAX Qダブルレンズキット」が90,000円程度。

 「PENTAX Q」は、レフ構造(光学ファインダーやミラーボックス、焦点板、AFセンサーなど)を省略し、同社製デジタル一眼レフカメラ「K」シリーズ(レフ構造の省略なし)との比較で、フランジバック(マウント面から撮像素子面までの距離)を約1/5に短縮したデジタル一眼カメラ。本体サイズが幅98×高さ57.5×奥行き31mm(ホットシュー/操作部材除く)、重さが約200g(専用電池/SDカード含む/本体のみは約180g)で、レンズ交換式デジタルカメラとして6月15日現在、同社調べで世界最小・最軽量をうたう。

 レンズのイメージサークルを小型のイメージセンサーに特化したことでマウント口径を約2/3に縮小し、新開発の「Qマウント」を採用した。「Qマウント」対応レンズを使用するレンズ交換式となる。

 撮像素子は有効約1,240万画素、裏面照射型の1/2.3型CMOSセンサーを採用。高画質画像の撮影をはじめ、高感度ノイズも大幅に低減しており、ISO125から最高ISO6,400までの幅広い感度設定が可能。さらに、複数の撮影画像を重ね合わせる「HDR」機能を利用することで、低ノイズで白とびや黒つぶれを抑えた画像の撮影も容易に行なうという。

 色飽和を起こすギリギリまで彩度を高めた「極彩」や、トイカメラモードの「Auto110(オートワンテン)」のほか、「ソリッドモノカラー」「クロスプロセス」「さくらほのか」「ドラマチックアート」「ハードモノクローム」「水彩画」「あでみやび」という9つの写真表現が楽しめる「スマートエフェクト」機能を装備。「K」シリーズに採用している「カスタムイメージ」機能や「デジタルフィルター」機能をさらに強化して搭載する。また、4つのポジションを備え、これらの設定等が行なえる「クイックダイヤル」を装備した。

 そのほかの特長として、「背景ボケ」や「前ボケ」といった一眼ならではの撮影テクニックを、初級者でも楽しめるようにした「ボケコントロール」機能を搭載。シャープな画像が得られる手ぶれ補正機構「SR(Shake Reduction)」を装備。フレームレート30コマ/秒で解像度1,920×1,080ピクセルのフルHD動画撮影にも対応する。

 ファイル形式は静止画がRAW(DNG)/JPEG(Exif2.3準拠/DCF2.0準拠)、動画がMPEG-4 AVC、H.264。記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード。ディスプレイは3型カラー液晶。ポップアップ式ストロボを内蔵。バッテリはリチウムイオン充電池。インターフェースはHDMI/USB2.0/AVなど。本体カラーはブラック/ホワイトの2色を用意する。
《加藤》
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