オウケイウェイヴは9日、Q&Aサイト「OKWave」にユーザーから寄せられた「スマートフォン」に関する質問内容の傾向を調査した結果を発表した。 それによると、「スマートフォン」に関する質問投稿数が、ここ1年間（2010年4月1日～2011年3月31日）で1,055件となっており、前年同時期の220件から約5倍に増えていることが、明らかになったとのこと。さらに、春の新生活スタートで買い替えが増える時期として、2011年3月～4月に投稿された「スマートフォン」に関する質問152件の内容を分析したが、前年同時期との差異が見られたという。 まず投稿者の内訳をみると「スマートフォン」の購入を検討している人が45％（68件）、利用者からの質問が45％（68件）、その他10％（16件）だった。購入を検討している人は、キャリアや機種などはすでに絞り込んでいる傾向があり、そのなかでもよりよい端末を選ぶためのリサーチを兼ねた質問や、「端末をネットオークションで入札する方法」や「直営店と家電量販店、端末が安いのはどちらか」など「スマートフォン」を少しでも安価に手に入れようと考えている人が多くみられた。 利用者側からの質問で多かったのは“使い方”についての質問が全体の75％（51件）。アプリや音楽のダウンロード方法の他、「不要になったアプリをゴミ箱に移しています。ゴミ箱の空にする方法は」「充電の仕方について知りたい」「スマフォで携帯サイトは見られないのですか」など、Q&Aサイトならではの特性からか、初歩的な質問が多く、端末の機能を十分に使いこなせていない質問者が多かった。ただし、前年同時期の質問内容と比べるとその内容が、より詳細で具体的になっているとしており、「スマートフォン」への一般理解と浸透が進んでいると分析している。
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