ソニーは3日、米国でPC向けオンラインゲームサービスを展開するソニー・オンラインエンタテインメント(SOE)のデータベースから約2460万人分の顧客情報が違法に持ち出された可能性があると発表した。調査の結果、約2460万のSOEアカウントのほか、米国以外に在住する利用者のクレジットカード情報など約1万2700件、オーストリア、ドイツ、オランダ、スペインに在住の利用者のダイレクトデビットカードの購入履歴に関する情報約1万0700件が、違法に取得された可能性があることを確認したとしている。ソニーによる個人情報流出の可能性は、ゲーム機『プレイステーション』のネットワークサービスで発生した最大7700万人分に続き、今回新たに2460万人分が加わることとなり、被害規模は1億人を超える。