日本HP、省電力・管理性を強化したエントリーサーバ/WSを発表……インテルXeon E3に対応 | RBB TODAY
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日本HP、省電力・管理性を強化したエントリーサーバ/WSを発表……インテルXeon E3に対応

エンタープライズ ハードウェア
HP ProLiant ML110 G7
  • HP ProLiant ML110 G7
  • HP ProLiant DL120 G7
  • HP Z210 Workstation
  • HP Z210 SFF Workstation
 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は21日、新製品ラインアップとして、x86サーバのエントリーモデル2機種、ワークステーション1機種2モデルを発表した。

 x86サーバ「HP ProLiant ML110 G7」「HP ProLiant DL120 G7」は、プロセッサーに最新インテルXeon E3ファミリを採用し、価格性能比、省電力性を向上させた。「ML110」は、タワー型サーバのエントリーモデルで、エントリーモデルとして初めてリモート管理ツールの最新版「iLO 3」を標準搭載し、ホットプラグHDD対応、電源の冗長化にも対応した。エントリーサーバとしては初めて、電力変換効率92%以上の80 PLUSGOLD認証電源も利用できるようになっている。「DL120」は、1Uのラックマウント型サーバのエントリーモデルで、ML110と同じくリモート管理ツールの最新版「iLO 3」を標準搭載、ホットプラグHDD対応、電源の冗長化に対応した。最大8基の2.5インチSASディスク搭載が可能で、エントリーラックサーバでは初めて最大放熱量20Wの低消費電力プロセッサーに対応した。価格はML110が税抜83,000円~、DL120が税抜95,000円~。21日より販売を開始する。

 エントリーワークステーションの新製品「HP Z210シリーズ」は、「HP Z210シリーズ」は、拡張性の高いミニタワー型の「HP Z210」と、省スペース型の「HP Z210 SFF」の2モデルをラインアップ。インテルのサーバ・ワークステーション向け最新プロセッサーXeon E3シリーズが選択可能となっている。インテルXeon E3プロセッサー搭載モデルは最新のパフォーマンスでかつワークステーションでは初めてインテルvProテクノロジーに対応した。また、エラー訂正機能を持つECCメモリを搭載し、CAD、CG、解析シミュレーションなどの主要ISV(独立系
ソフトウェアベンダー)から動作確認検証を受けている。また、電源効率90%の80 PLUS GOLD認証電源を搭載し、「HP WattSaver」の搭載によってオフモード時の消費電力を1W未満に低減するなど、環境に配慮した設計を採用した。価格はHP Z210が税抜114,000円~、HP Z210 SFFが税抜100,000円~。いずれも5月中旬より販売を開始する予定。

 なお今回発表のワークステーション全製品で、HP独自の電源管理ソフトウェア「HP Power Assistant 2.0」を標準搭載もしくは選択可能となっている。「HP Power Assistant 2.0」では、1週間単位のスケジュール設定により、複数の電源プロファイルの自動切換えが行えるので、電力消費の集中する時間帯や昼休みの時間を省電力設定にするといった使い方が可能。HP製モニターの輝度調整も可能。必要に応じてリモートからPCにアクセスして問題解決をサポートする「HP Support Assistant」、指紋とパスワードを組み合わせるなどマルチファクタでのユーザー認証やハードディスク暗号化をはじめとしたデータ保護など多彩なセキュリティ機能を統合した「HP Protect Tools 6.0」、インテルvProテクノロジーにも対応する。
《冨岡晶》
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