【地震】ヤフー、公共機関などのサイトのキャッシュサイト群を構築 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【地震】ヤフー、公共機関などのサイトのキャッシュサイト群を構築

ブロードバンド その他
「キャッシュを行っているサイト一覧」サイト(画像)
  • 「キャッシュを行っているサイト一覧」サイト(画像)
  • 「文部科学省による福島原発の最新情報について」サイト(画像)
 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により、首相官邸サイトや気象庁サイトなど、一部公共機関や公共事業者のサイトにおいて、閲覧し難い状況が発生している。ヤフーは22日、負荷軽減などを目的に、これらのサイトのキャッシュサイトの提供を開始した。

 キャッシュを行っているサイトは、「行政機関」「交通機関」「災害情報」「電力会社」「ライフライン、生活情報」「原発関連情報」「自治体」の7ジャンル。「行政機関」では首相官邸、気象庁、総務省、防衛省、原子力安全・保安院などの省庁、「交通機関」ではJR東日本、私鉄各社、JAL、ナビタイムなど、「災害情報」では新潟県防災ポータル、茨城県医師会など、「電力会社」では東北電力、東京電力など、「ライフライン、生活情報」では仙台市ガス局、東京都水道局など、「原発関連情報」では緊急被ばく医療研修など、「自治体」では北海道から東京、長野県にかけての地方自治体が網羅されている。

 キャッシュサイトは「www.kantei.go.jp.cache.yimg.jp」などとなっており、通常ヤフーがデータや画像を表示するために使用している、高速処理に最適化されたサーバが活用されている模様。元サイトの更新は、60秒ほどで反映されるとのこと。なお、キャッシュサイトでは、すべての人に等しい情報を送り、負荷を最大で1万分の1にまで削減できる技術を使用しているという。またヤフーでは、福島原発および計画停電情報についても、文部科学省、東京電力および東北電力からの情報提供に基づき、特設サイトを提供中だ。

・キャッシュを行っているサイト一覧
 http://pr.yahoo.co.jp/cachelist.html
・文部科学省による福島原発の最新情報について
 http://eq.yahoo.co.jp/
・東京電力、東北電力管轄の地域の方へ「効果的な節電と計画停電の対処方法をご案内します」
 http://setsuden.yahoo.co.jp/
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top