ユビテック、世界最高所の天文台を長距離無線で制御可能に
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「東京大学アタカマ天文台プロジェクト」(TAOプロジェクト)は、東京大学大学院 理学系研究科 天文学教育研究センターが主体となり、チリ北部のアンデス山脈にあるチャナントール山頂(標高5,640m)に、世界最高水準となる口径6.5mの赤外線望遠鏡を建設し、銀河や惑星の起源を解明するための観測を行うもの。今回構築された通信回線は、世界で最も高い位置となる山頂の天体観測施設(標高5,640m)と、山麓のサンペドロ・デ・アタカマ(標高2,430m)に設置された山麓基地を結び、無線通信するもので、ユビテックが地形に合わせた回線設計を行い、チリ共和国の電波法令に従った許可申請を行って、設計・構築した。
既設観測システムと親和性の高いレイヤ2の透過性を持たせた上で、電波伝搬状態の悪化や機器故障により1対向が切断した場合でも、観測に必要な作業が中断することのないように、自動的にもう1対向でバックアップするシステムとなっている(バックアップ回線を含む2対向のシステムの無線局許可取得)。無線装置は、日本無線製の2.4GHz無線LAN装置を使用し、過酷な自然環境を考慮して屋外で低温時にも動作する構造を採用。従来はオペレータが片道2時間半をかけて山頂にある天文台に出向き、酸素ボンベを装着しながら行っていた観測作業が、山麓基地より遠隔制御でより安全に行えるようになるとのこと。
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