100万個の農作物を識別可能……NEC、顔・指紋認識技術を応用した照合技術を発表
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同技術は産地偽装の防止やトレーサビリティの向上を目的としたもので、消費者や販売者は、生産者が出荷前にカメラで撮影し登録した写真と照合するだけで、栽培記録や産地などの情報を取得できる。実験では、メロン約1,800個を携帯電話で撮影し、偽物を本物と間違える確率100万分の1、本物を偽物と間違える確率は0.4%を達成したという。
指紋認証技術を応用したことで、人間には判別が困難な個々の果物の違いを見分けることができる。果物の表皮の模様は、栽培過程でランダムに生成されるパターンで、同一品種でもすべて異なるため、外観のみで識別可能になるという。
また顔認識技術の3次元映像認識技術を応用することで、農作物の撮影方向を自動的に補正することが可能になった。最大20°まで斜めから撮影した写真でも、正面から撮影した写真に補正できる。そのため店頭や栽培現場など、撮影方向を一定にすることが難しい場合などに役立つという。
現状農産物の管理には、ラベルや電子タグを用いて行っているが、同技術の導入により、取り付けにかかるコストを削減できるほか、ラベルの貼り替えや中身の入れ替えなどの偽装のリスクをさけることができる。NECでは、2~3年後の実用化を目指すという。
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