IIJ、DNSのセキュリティを向上させる拡張方式「DNSSEC」に対応
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DNSに対する脅威としては、情報を勝手に書き換えて、別のサイトに誘導したり、特定のドメインに到達できないようにする手法「キャッシュポイズニング」がある。2008年にはダン・カミンスキー氏が発見した「カミンスキーアタック」により、よりキャッシュポイズニングが容易となった。それに対し、DNSSECは、電子署名を応用し、DNSの情報が改ざんされていないかどうかを検証する仕組みとして、1994年からIETFでその仕様が検討されていた。DNSSECでは、秘密鍵と公開鍵を用いてDNSの完全性を検証できるため、世界各国でDNSSECへの対応が進んでおり、DNSの根幹となるルートサーバでは、すでに2010年夏にDNSSECへの対応を完了している。
IIJは、日本レジストリサービス(JPRS)がJPドメインのDNSSEC対応を開始するタイミングにあわせて、IIJの各種DNSサービスにおいても、DNSSECに対応するとしており、昨日16日に、JPRSがDNSSECを導入したことにあわせて、今回の発表をおこなった。JPRSでは、2010年10月17日に.jpゾーンにおけるDNSSEC署名を開始、2010年12月10日に鍵情報を登録していた。
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