電気自動車普及協会とイード、EVに関する意識調査の結果「EV Report」を公表 | RBB TODAY
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電気自動車普及協会とイード、EVに関する意識調査の結果「EV Report」を公表

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1回の充電で期待する走行距離は?
  • 1回の充電で期待する走行距離は?
  • コンバージョンEVに対する魅力度
  • EVを購入する際に最も気になるポイントは
  • 電気自動車のイメージ 2010年1月と、11月の比較
  • 代表的なECOカーの認知度
  • ECOカーに対するイメージ
 電気自動車普及協会とイードは11日、EV(電気自動車)に関する意識調査結果「EV Report」を公表した。

 それによると、まず「ECOカーの認知度」においては、プリウスが圧倒的な認知度を誇るほか、インサイト、フィットハイブリッドも販売台数を考えると認知度が非常に高いことが明らかとなった。また三菱i-MiEV、日産リーフともに認知度が増加しており、プリウスPHVはi-MiEVに次ぐ認知度だった。3月の価格発表や試乗イベントなどにより、リーフは1月の調査から大幅増となった。

 「ECOカーに対するイメージ」においては、各種エコカーの中でEVは最も環境にやさしいイメージとなった。「シンプルさ」はガソリンエンジン車が最も高く、EVは2番目。車両そのもののメカニズムではなく、充電などを含めた意見と考えられる。また「親しみやすさ」「実用」ではガソリン車が圧倒した。一方で、2010年1月の前回調査と比べ、EVに対する回答が、ほぼ全ての項目で増加。認知の中身が具体化してきているとみることができる。特に大幅に増加したのは「先進的」であること。EVは「高価である」が「夢のある」クルマとして認知されている実態が明らかとなった。

 EVに焦点を絞り、「1回の充電で期待する走行距離は?」という質問には、短い航続距離で構わないと考える人が増加した。女性は特に、「100km以内」が50%を占め、うち「50km以内」と応えた女性も20%にものぼった。「EVを購入する際に最も気になるポイントは」という質問には、「価格」が40%を占めた1月の調査から、「充電場所」「充電時間」など実利用を想定した懸念が増加している。エコカー減税や補助金の周知により、割安感が浸透した可能性も指摘できるとのこと。「EVの購入意向」に関しては、より身近なものとして捉えることができた結果、「是非買いたい」が微増。ただし「将来にわたり買わないと思う」も増加。認知されることで、与えられた情報だけでなく、ユーザー自身がメリット・デメリットを考えることができるようになったことが推察された。

 「ECOカーの購入意向」に関しては、やはりハイブリッド車、とりわけプリウスが強い傾向に。EV認知度ではトップだったi-MiEVだが、購入意向ではプリウスPHVがi-MiEV、リーフに差をつけトップとなった。ただし、プリウス、インサイトともに11月の調査で落ち込んでおり、補助金終了により購入意欲が削がれた形。いっぽうEVのi-MiEV、リーフは「買いたい」と考えている人の数はほぼ変化がなかった。

 また現在所有するクルマを「コンバージョンEV」(ガソリン車のエンジンと燃料タンクを、モーターとバッテリーに置き換え、電気自動車に改造したもの)とすることを「魅力」と考えている人が45%にものぼった。中古車ベースのコンバージョンEVを購入することについても「魅力」と考える人が38%となり、愛着のあるクルマを長く乗りたいと考える人が多い傾向が浮き彫りとなった。

 イードでは、レポート分析&トークバトルとして「EVレポートセミナー」イベントを、1月24日にTKP東京ビジネスセンター(東京駅徒歩2分)で開催。「EV Report」購入で セミナー聴講が無料となるキャンペーンも実施する。「EV Report」の価格は8万円。なお電気自動車普及協議会への同時入会希望なら、入会費10万円のみで、EV Report+EVレポートセミナー聴講が無料となる。

サンプル・申し込み・問い合わせ
http://bit.ly/dR7Sx0
《冨岡晶》
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