グーグルは10日、地図サービス「Googleマップ」において、日本の地図のデザインを大幅にリニューアルした。文字、アイコン、色、線のスタイルなどに様々な変更が加えられ、より見やすくなったもの。 道路名を使う欧米式スタイルと異なり、町域や丁目、番地を用いる日本式スタイルに配慮。住所単位表記に用いるフォントを変更して、駅名や施設名などと区別しやすいようにした。また、道路に名前がないことから、日本で建物などのランドマークは、地図を読むときに重要な役割を果たしているとし、交差点名や店舗などに使われるフォントやアイコンも、より読みやすく見つけやすいように変更した。 地下鉄の駅の形状や出口の位置についても、分かりやすくなるようにデザインを調整。また、従来はある程度ズームするまでは表示されなかった道路も、早い段階から表示するように変更された。