NTTぷららが下期事業展開説明会!コマース展開やBSのIP再送信サービスなど | RBB TODAY

NTTぷららが下期事業展開説明会!コマース展開やBSのIP再送信サービスなど

 NTTぷららは16日、2010年度下期事業展開説明会を開催した。同社代表取締役の板東浩二氏は、まず2010年の上期の主な取り組みを振り返った。

エンタープライズ 企業
代表取締役社長 板東浩二氏
  • 代表取締役社長 板東浩二氏
  • 9月末(見込み)で120万人の会員
  • BS放送のIP再送信サービスも開始する
  • HDコンテンツの推進
  • スタートオーバーのトライアルを予定
  • tコマースの画面
■3Dのライブ中継、プレビューコンテンツに手ごたえ

 NTTぷららは16日、2010年度下期事業展開説明会を開催した。

 同社代表取締役の板東浩二氏は、まず2010年の上期の主な取り組みを振り返り、コンテンツの拡充策として「3D対応コンテンツの提供」「プレビューコンテンツの提供」「見逃し視聴コンテンツの拡充」を実施したと紹介。同社では7月にプロ野球公式戦の3D映像でのライブ中継を行った。板東氏は「12店舗に3Dモニタを設置したが、非常に多くの人が集まってくれた。(3Dのライブ中継は)まだどうかと思ったが、非常に関心が高く、集客力があることがわかった」と振り返った。

 プレビューコンテンツは劇場公開前の作品をVODで提供するという取り組みだ。9月18日からロードショーのサスペンスホラー映画「X(バツ)ゲーム」を、1日よりVODで提供していた。これについては「有料にもかかわらず当初見込んでいた数の4倍が集まった。供給するタイトルにとっても口コミや話題性があり、プロモーション効果は高いだろう」と予想した。この他、サービスや端末機能ではリモート録画予約機能、ハードディスク内蔵チューナーの提供などが挙げられた。ハードディスク内蔵チューナーは5月から「IS1050」の販売を開始。年内にもレンタルの提供を開始予定だ。

■BS放送開始とショッピングをスタート

 2010年度下半期の新たな事業展開としては、映像コンテンツの拡充として「BS放送のIP再送信サービス提供」「地デジ放送のIP再送信サービス提供エリア拡大」「コンテンツのHD化推進」を挙げた。

「BS放送のIP再送信サービス提供」については10月1日からWOWOWの提供を開始する(申込受付は21日から)。料金は11月末まで無料で、それ以降はオプションサービスとして月額2,415円で提供する。なお、気になるNHKだが、BShi/BS1/BS2を12月に提供開始予定となっている。「地デジ放送のIP再送信サービス提供エリア拡大」については、2010年度中に石川・沖縄で提供開始をすることで、19都道府県にエリアが拡大する。

 また、ショッピング機能を「tコマース」の名前で提供することが明らかにされた。提供開始は本日から。ユーザーは決済時に、ひかりTV契約の時に登録した情報をそのまま利用でき、料金もひかりTV利用料に合算可能だ。「TV通販会社の方に話を聞くと、電話で住所や電話番号などの情報を聞いて入力するのが大変だという。ひかりTVの登録時の情報をそのまま使えるとその手間がかからず便利」(板東氏)。なお、現在アイテムはAV機器を中心に24点しかないが、料来的には通販会社との連携を考えているという。板東氏は「我々が本当にやりたいのはTV通販会社と連携し、商品が映像で流れているときにリモコンのボタンで購入するということだ」と話す。同社は2010年度中に会員140万の達成を目指しており、以降はそれ以上を目指す形となる。現在毎月3~4万人ペースで増えている会員も、その後の施策によってはなだらかに推移していくことになる。同社にとって通販は新たな領域であり、多くの会員を抱える通販会社は魅力的でもある。今後の組み方が注目される。

 また、別件ではスタートオーバーのトライアル提供も開始予定となっている。スタートオーバーとは、番組の放送途中に帰宅した場合でも、最初から番組を視聴することができる機能。配信権をもっているパ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージで国内初となるスタートオーバーのトライアル提供を予定している。
《小板謙次》

関連ニュース

特集

page top