ニコン、スマートなタッチパネルデジカメ「COOLPIX S80」 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ニコン、スマートなタッチパネルデジカメ「COOLPIX S80」

IT・デジタル デジカメ
約16.5mmの薄型ボディをした「COOLPIX S80」
  • 約16.5mmの薄型ボディをした「COOLPIX S80」
  • 正面
  • カーディナルレッド
  • プラウドブラック
  • 背面の有機ELディスプレイ
  • メニュー画面
  • タッチシャッター
  • ペイント機能
 ニコンイメージングジャパンは、より高精細で見やすく、操作性も高めたタッチパネル採用3.5V型ワイド有機ELディスプレイ搭載コンパクトデジタルカメラCOOLPIX S80」を発表。10月7日から発売する。価格はオープンで、予想実売価格は38,000円前後。

 同製品は、タッチパネル有機ELディスプレイを搭載したコンパクトデジタルカメラ。有効画素数が1,410万画素、広角35mm相当からの光学5倍ズーム対応NIKKORレンズ搭を搭載。高感度対応の新画像処理エンジン「EXPEED C2」を採用した。

 大きな特長は、ほぼすべての操作ボタンをタッチパネルに集約した点。たとえば、ワンタッチするだけでピントと露出を合わせて撮影できる「タッチシャッター」機能や、画像再生時に表示画像を2本指でつまんだり開いたりすることで拡大/縮小できるほか、2本指での高速画像送りなど、指で画面に軽く触れるだけで撮影・再生・画像編集操作が行なえる。

 2009年9月発売の従来品「COOLPIX S70」との比較で、約29万ドットから約82万ドットに画面を高精細化。sRGBで約150%の広色域により、被写体を細部まで鮮明に表現できるようにし、約180度の広視野角によってどの角度からでも画面を見やすくした。また、静電式タッチパネルに新たな集積回路(IC)を採用。タッチ操作の反応速度も速めるなど操作性が進化した。

 デザイン面では、従来品比で奥行きが約20mmから約16.5mmへスリム化し、スタイリッシュなデザイン性と、持ち運びしやすく携帯性を高めた。レンズカバーはスライド式で、カバーの開閉は電源スイッチと連動。操作ボタンはシャッターボタンのみを配置するだけで、凹凸などの形状をそぎ落とすことでシンプルなデザインに仕上げた。また、ボディ全体に輝くアルミ塗装とシルキーなゴム塗装を組み合わせたデュアルテクスチャーデザインを採用。カラーはカーディナルレッド/プラウドブラックの2色を用意した。

 そのほかの特長として、撮影画像から人物の顔を検出し、人物の肌をなめらかにするなどの編集ができる「メイクアップ効果」機能を搭載。ピクチャーカラー/ソフト/セレクトカラー/クロススクリーン/魚眼効果/ミニチュア効果という6つのフィルター効果で画像を簡単に編集できる機能を装備。撮影した写真に手書きで文字を書き込む/スタンプを貼り付けるといった画像編集を簡単に楽しめる「ペイント機能」などを備えた。

 おもな仕様として、撮像素子は1/2.3型原色CCD、焦点距離は6.3~31.5mm(35mm判換算約35~175mm)、F値はF3.6(ワイド)~F4.8(テレ)、レンズ構成は10群13枚(EDレンズ2枚)、撮影距離は標準約30cm~∞(広角)/約50cm~∞(望遠)、マクロ機能時約7cm(広角)~∞。ISO感度は80~6,400。ステレオ音声付きで解像度1,280×720ピクセルのハイビジョン動画撮影に対応し、保存形式は静止画がJPEG、動画がMOV(映像:MPEG-4 AVC/H.264、音声:AAC ステレオ)、音声がWAV。

 約79MBのフラッシュメモリを内蔵するほかSD/SDHC/SDXCカードに対応。インターフェースはHDMI/USBなど。バッテリはリチウムイオン充電池。本体サイズは幅約98.8×高さ62.6×奥行き16.5mm(突起部除く)、重さは約133g(バッテリ/SDカード含む)。付属品はストラップ/バッテリ/ACアダプタ/USBケーブル/オーディオビデオケーブルなど。
《加藤》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top