NECならびにNECインフロンティアは27日、データ転送速度を従来比7倍に向上するとともに、消費電力を約2割低減した小型のギガビット対応ルータ「UNIVERGE（ユニバージュ）IX2105」の販売を開始した。 「UNIVERGE IX2105」は、ギガビットイーサネットのポートを5つ搭載した、企業ネットワーク向け高性能ルータ。NEC独自の高速フォワーディング技術の採用により、データ転送速度を従来比7倍の最大1.4Gbpsに向上。また、企業の拠点間ネットワークでは必須となる暗号化処理をした場合でも、従来比2.5倍となる最大400Mbpsの通信を可能とした。また消費電力を従来製品から約2割低減（最大7W）した。 また縦置き、横置き、壁かけ設置が可能なコンパクトな筐体（幅135mm×奥行196mm×高さ36mm）を採用するとともに、動作温度を従来の45度から50度まで拡張、より幅広い設置場所に対応した。価格は8万1000円（税抜）で、出荷開始時期は10月1日。「UNIVERGE IXシリーズ」全体で年間8万台の販売を目指す。
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