ソニー、衛星回線(BGAN)や無線LANなど各種モバイル回線に対応する“ロケーションポーター”新製品発売 | RBB TODAY

ソニー、衛星回線(BGAN)や無線LANなど各種モバイル回線に対応する“ロケーションポーター”新製品発売

エンタープライズ ハードウェア

リアルタイム・ビデオトランスミッター「RVT-SD200」とマルチチャンネルレシーバー「RVT-MR200シリーズ
  • リアルタイム・ビデオトランスミッター「RVT-SD200」とマルチチャンネルレシーバー「RVT-MR200シリーズ
  • ラインアップ
  • 最大12拠点からのマルチチャンネル受信に対応
  • マルチチャンネルレシーバーの画面は、メイン画面(選択映像)・サブ画面で構成
 ソニーは18日、FOMA回線や有線、無線LAN回線、また衛星回線(BGAN)などを利用して安定した高品質映像をリアルタイムに伝送する中継システム“ロケーションポーター(LocationPorter)”の新製品を発表した。発売は10月12日。

 “ロケーションポーター”は、緊急性と即時性が要求される場面で使用するのに最適な映像伝送システム。リアルタイム・ビデオトランスミッター「RVT-SD200」を中心に、最大12地点からの同時受信を可能にするマルチチャンネルレシーバー「RVT-MR200シリーズ」により構成される。従来の“ロケーションポーター”のシステムでは、送信機に対し1対1で受信機を必要としていたが、新たに開発したマルチチャンネルレシーバー(RVT-MR200シリーズ)では最大12台の送信機からの映像を同時受信することが可能。音声は、各送信機との双方向コミュニケーションに加え、受信機から接続中の全送信機への一斉同報も可能。

 マルチチャンネルレシーバーの画面は、メイン画面(選択映像)・サブ画面で構成され、サブ画面も最大15fpsで表示されるので、刻々と変化する現場状況をリアルタイムに把握できる。また、タッチパネル操作も考慮した使いやすいGUIデザインにより、タッチパネルディスプレイをマルチチャンネルレシーバーに接続することでタッチ操作による直感的なオペレーションも可能。

 送信機と同数の受信機を購入しなくてよいため、特に多地点からのリアルタイム映像受信を必要とする場面において、従来に比べてシステム導入コストの大幅な削減を実現した。通信には、従来のFOMA回線や有線LAN回線に加え、「RVT-SD200」に推奨の無線LANアダプターを接続することで、新たに802.11n/g/bの無線LANに対応。さらに、マルチチャンネルレシーバー(RVT-MRシリーズ)に衛星回線対応オプションライセンス「RVTA-BG200」を追加することで、新たに衛星回線(BGAN)に対応する。衛星回線(BGAN)を利用することで、通信インフラの整備されていない場所(山間部、島しょ部および海上等)からのリアルタイム映像伝送が可能となった。

 映像圧縮コーデックには、MPEG2の2倍以上の圧縮効率を実現するH.264/AVC Main Profileを採用し、低ビットレートでの高画質伝送を可能にした。また、従来の解像度/フレームレート(352×240 /5~15fps)に加え、RVT-SD200では、LAN回線利用時に、720×480/30fps(60i)(Full SD)を実現した。音声圧縮コーデックにも、高圧縮率のATRAC3plusを採用し、低ビットレート伝送時にも自然でクリアな音声伝送を実現した。そのほかIntelligent QoS機能により、回線状況に応じた安定伝送を実現。Bulkモード(画質優先)、Duplicateモード(安定伝送優先)、Intelligentモード(バランス型)の伝送が可能なデュアルFOMA機能も搭載する。

 市場推定価格は『RVT-SD200』が1,600,000円前後、『RVT-MR212』が1,800,000円前後、『RVT-MR204』が1,400,000円前後、『RVT-MR201』が650,000円前後、『RVTA-BG200』が280,000円前後。
《冨岡晶》

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