ソフトバンクテレコムは2日、平日夜間と休日に広域イーサネットの回線帯域幅を拡張することによって、サーバー間の大量のデータ転送を安価に、信頼性の高いネットワークで実現する「ULTINA Wide Ethernet帯域スケジューリングサービス」を発表した。8月10日より試験サービスの受付を開始する。 「ULTINA Wide Ethernet 帯域スケジューリングサービス」は、平日日中の通信速度(「基本速度」)とは別に、平日夜間および休日用に「拡張速度」を設定し、帯域を保証しながらサーバー間の大容量のデータ通信を実現する。曜日や時間帯によって異なる企業のデータ通信量に着目することで、平日夜間と休日の通信を通常よりも安価な価格設定で提供する。これにより、自社環境とクラウドサービスを連携するハイブリットクラウドの構築に最適なサービスとなるとのこと。 ソフトバンクテレコムでは、試験サービスを通じて需要動向やトラフィックパターンなどの調査を行い、「ULTINA Wide Ethernet 帯域スケジューリングサービス」の本サービス開始に向けて、準備するとしている。試験サービス期間は8月10日~9月30日。指定センター終端とEtherアクセスの2回線で、それぞれ「基本速度」「拡張速度」を選択可能。 今後ソフトバンクテレコムは、「ULTINA Wide Ethernet 帯域スケジューリングサービス」に加え、「ULTINA Wide Ethernet/IP-VPN VLAN多重『帯域制御型』」「ULTINA IP-VPN NAT機能」「ULTINA IP-VPN エクストラネット」の4つの回線サービスを、クラウドサービスに適したネットワークサービス「クラウドEther」として提供していく予定。「クラウドEther」は、安価で信頼性の高いクラウド基盤サービスを可能にするネットワークサービス。VLANの多重化やNAT機能などの多様な技術を用いて、顧客のクラウド環境の実現をサポートする。
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