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小学館、日本最大の歴史百科辞典「国史大辞典」をデジタル化して公開

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 小学館グループのネットアドバンスは1日、日本最大の歴史百科辞典として著名な「国史大辞典」(吉川弘文館刊)を完全デジタルデータ化しインターネット辞書・事典検索サイト「ジャパンナレッジ」で公開した。

 「国史大辞典」は、総項目数約5万4000余の最大の歴史百科辞典。日本史全領域をカバーし、一般用語から専門用語まで幅広くとらえ、歴史愛好家のバイブル的存在とされている。安政4年創業の吉川弘文館100周年記念として1965年に編纂がスタート。1979年に第1巻が刊行され、1997年に全巻が完結した。制作に32年を費やし、執筆陣3500名、総項目数5万4000余、全15巻(17冊)からなり、日本史全領域をカバーした著作となった。考古・民俗・宗教・美術・国語学・国文学・地理など隣接した分野からも必要項目を網羅している。

 「国史大辞典」Web版は、見出し(項目)だけでなく、全文検索も可能で、執筆者、参考文献なども検索できるようになっている。また書籍版の54,000項目に、Web版独自に精査・抽出した約4,000の中見出しを加え、検索の幅をおおいに広げているという。ジャパンナレッジに集成された、「日本大百科全書(ニッポニカ)」「日本国語大辞典」「東洋文庫」「日本歴史地名大系」などの辞書・事典、叢書とも串刺し検索できる。ジャパンナレッジの利用料金は月会費2,100円。
《冨岡晶》
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