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【データウェアハウス & CRM EXPO】開発中の新ツールも公開!ブランドダイアログがKnowledge Suiteをデモ!

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
展示ブースの様子
  • 展示ブースの様子
  • 顧客からの問い合わせ履歴が蓄積される「GRIDY CENTER」の画面
  • 取締役 CTO 兼 SaaS/クラウドR&D本部 本部長 森谷武浩氏
  • ブランドダイアログが取り組むグリッドコンピューティングの模式図
 12日から国際展示場(ビックサイト)で行われていた「第15回 データウェアハウス & CRM EXPO」にブランドダイアログが出展。ブースでは同社の主力製品である「GRIDY(グリッディ)グループウェア」を含む6つのツールからなるSaaS型ビジネスアプリケーション「Knowledge Suite(ナレッジスイート)」が、今後実装予定のツールも含めてすべて展示され、実際に操作をしながら使用感を体験できるようになっていた。
 
 なかでも注目を集めていたのは5月に正式リリースされたばかりの新しいツール、「GRIDY CRM」と「GRIDY CENTER」だ。

 CRM「GRIDY CRM」は、直感的で使いやすいインターフェイスで、Webアンケートや問い合わせフォームを簡単に作製し、顧客情報を収集・分析できる。コンタクトセンターツール「GRIDY CENTER」は、顧客からの電話やメールなどによる問い合わせ内容や、その対応策などを逐一記録し、履歴として残すことによりサポート業務を一元化できる。どちらのツールも「GRIDY(グリッディ)グループウェア」同様、親しみやすいアイコンを使ったシンプルな画面構成になっており、本格的なビジネスアプリケーションを利用したことのない、グループウェアから入ったユーザーでも抵抗なく導入できるようになっていた。 

 さらに、現在開発中の代理店管理ツール「GRIDY AGENCY」とWeb販促支援ツール「GRIDY AFFILIATE」も一部機能が使えるようになっており、すでに実装されている「GRIDY グループウェア」、「GRIDY SFA」、5月に実装された「GRIDY CRM」、「GRIDY CENTER」とあわせて「Knowledge Suite」の全貌がうかがえるようになっていた。デモにあたっていた取締役 CTO 兼 SaaS/クラウドR&D本部 本部長 森谷武浩氏によると「今後は機能を増やすだけではなく、各ツールの横の連携を強化していき、BI(Business Intelligence)システムとして進化させてゆきたい」とのことだ。

 他にも有料版の「GRIDYグループウェア」ユーザーに無償提供される、Microsoft Officeとの高い互換性を持つ総合SaaS型オフィスソフト「GRIDY Office powered by KINGSOFT」のデモも先行して行われていた。これは先日業務提携を発表したキングソフトの「KINGSOFT Office」をカスタマイズしたものだ。完全に「Knowledge Suite」と統合されているため、「GRIDY」上に表示されるアイコンをクリックするだけですぐに起動し、文書作製、表計算、プレゼンテーション作製を行うことができた。他のツール同様SaaS形式で提供されるため、ネット環境さえあればアプリケーションをインストールしていないモバイルPC等での利用も可能だ。なお、ここで作製したデータはクラウド上に保存される。

 なお、展示ブース内のミニステージでは、森谷氏による来場者に向けたグリッドテクノロジーのプレゼンテーションも行われていた。無料版「GRIDY」利用者から、PCの遊休能力を借り受けて資源化し、「プロモーショナルグリッド」技術を使って高性能の仮想コンピューターを構築、BIなどの高度な演算を必要とする企業にAPIを通して貸し出すビジネスモデルを、「みんなの力を少しずつ借りて大きな力を得る『元気玉』のようなもの」と例えるなど説明を行い、最後に「「Knowledge Suite」は単なるデータの入れ物ではない。グリッドテクノロジーとの相乗効果により、利用者があっと驚くビジネスとサービスを提供していきたい」と、今後の抱負を語った。
《田口和裕》
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