富士通、製品含有化学物質の企業間の伝達業務を支援するSaaSを提供開始 | RBB TODAY

富士通、製品含有化学物質の企業間の伝達業務を支援するSaaSを提供開始

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ProcureMART(プロキュアマート)環境情報交換サービス
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 富士通は9日、製造業の調達プロセスで必要となる製品含有化学物質情報について、企業間での伝達業務を支援するSaaS型データ交換サービス「ProcureMART(プロキュアマート)環境情報交換サービス」の提供を開始した。

 製造業においては、従来の「ELV指令」「RoHS指令」、さらには欧州の化学物質規制法である「REACH規則」などの法規制が施行されたことにより、売り手企業・買い手企業の間で伝達される製品含有化学物質情報の量や、伝達業務の頻度が増加している。「ProcureMART環境情報交換サービス」は製品含有化学物質情報について、企業間での伝達業務を支援するSaaS型データ交換サービスとなる。産業界全体で化学物質管理に取り組むJAMP(アーティクルマネジメント推進協議会)が運営する情報システム「JAMP-GP」にもオプション対応しており、製品含有化学物質情報の伝達業務を、製品の売り手企業・買い手企業の双方でスピーディかつ効率的に行うことができる。

 基本機能として、製品納入先からの調査依頼受付から、部品購入先/仕入先への調査依頼、納入先への回答まで、企業間のやり取りで必要な一連の業務を、シンプルで分かりやすいWeb画面構成により簡単に実現できる。また担当者間の情報共有を目的としたお知らせ機能やメモ機能、各種メール通知設定機能(回答新着、催促、回答期限前アラーム)などの運用支援機能に対応する。オプションのJAMP-GP連携サービスでは、JAMP-GP会員企業との間で、JAMPフォーマット(AIS,MSDSplus)のやり取りが可能になる。顧客の社内システムとのシームレスな接続も可能。

 「ProcureMART環境情報交換サービス」は、富士通の資材調達マーケットプレイスサービス「ProcureMART」で培ったデータ交換基盤の運用ノウハウを活用しているという。同社の製造プロセス向けの製品含有化学物質管理システム「PLEMIA/ECODUCE(プレミア エコデュース)」を併せて利用することにより、調達から設計、製造まで一貫して含有化学物質を管理可能。販売価格(税別)は初期費1万円~、月額費5千円~。今後3年間で1,000社への導入を目指す。なお、「ProcureMART環境情報交換サービス」は、富士通グループが提供している環境貢献ソリューションの1つとなる。富士通はグループで、顧客の環境負荷を低減するプロジェクト「Green Policy Innovation(グリーン・ポリシー・イノベーション)」を推進しており、本サービスはその一環となる。
《冨岡晶》

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