女性ユーザーをさらに取り込むムービー一眼「LUMIX DMC-G2」 | RBB TODAY

女性ユーザーをさらに取り込むムービー一眼「LUMIX DMC-G2」

IT・デジタル デジカメ

パナソニック デジタルAVCマーケティング本部本部長の西口史郎氏
  • パナソニック デジタルAVCマーケティング本部本部長の西口史郎氏
  • デジタル一眼市場規模
  • これまでの同社製品(Gシリーズ)
  • カメラ市場を支えるアクティブな女性
  • 女性ユーザーの悩みのここに着目
  • キーポイントはタッチ操作
  • 「LUMIX DMC-G2」
  • 「LUMIX DMC-G2」
 女性ユーザーをさらに取り込む。
 パナソニック デジタルAVCマーケティング本部本部長の西口史郎氏は、都内で開催されたムービーデジタル一眼レフカメラ「LUMIX DMC-G2」(以下、G2)の記者発表会に登壇し、女性ユーザーの重要性を語った。

 一眼レフデジタルカメラにムービー機能を搭載して注目を浴びたGシリーズだが、意識してきたターゲットは常に女性だった。「Gシリーズ」は、2008年秋のG1、2009年春のGH1、2009年秋のGF1と女性ユーザーを取り込むことで拡大し、使用者の3割が女性ユーザーだ。「消費をささえているのは女性で、30〜50代の女性は一大ボリュームゾーン。そのうち3割がシングルだ。2008年と2009年で比較してみると、カメラに支出する金額は34歳まででは前年比で200%を超えている」と西口氏は紹介した。

 女性ユーザーを取り込むコンセプトは「小さい・軽い」「簡単きれい」だ。2008年に発売したG1は、ペットボトルよりも軽い385gを打ち出し、従来の一眼レフに対するイメージを一新した。また、簡単さについてもカメラが自動で最適な設定を行う「おまかせiA」などを採用した点があげられる。これに加え、西口氏は「露出補正やホワイトバランスなどの効果を撮影前に確認できるライブビューファインダーによって、コンパクトユーザーも違和感なくステップアップできた。ライブビューファインダーは業界で初めて開発したミラーレス構造によって実現した技術で、パナソニックは大きなアドバンテージを持つことができた」と語った。

 しかし、デジタル一眼に躊躇している人がまだ多いのも現状で、これらの人を取り込むために今回着目した点が「(一眼レフは)操作が難しそう」という声だった。同社がこの声に対応すべく導入したのがタッチパネルだった。「タッチ操作はATMあるいは携帯端末など、日常生活に欠かせないものとなっている。約8割の人がタッチ操作が使いやすいと感じている結果がでた。これを取り入れることで、女性ユーザーをさらに取り込めると確信している」(西口氏)。

 G2の売りはタッチパネルだが、(スペック詳細は既報の通り)例えばタッチパネル上でピントを合わせたらシャッターを押すのではなく、そこにタッチするだけで撮影が可能なモードが用意されている。正確に言えば、タッチした瞬間にピントが合い、シャッターがきられているのだ(関連動画参照)。フォーカスエリアもサイドに現れるバーを上下するだけで広くしたり狭くしたりすることが可能だ。さらに「おまかせiA」機能は、従来はモードダイヤルにあったが、専用のボタンとして独立させることで「簡単撮影」に配慮している。ボタンを押すと周囲が青く光り、モードが効いていることを知らせてくれるようになっている。従来からのマイカラーモードでは、ポップ、レトロ、ピュア、シック、モノクローム、ダイナミックアート、シルエットなど7つのプリセットからイメージ合わせた撮影が可能だ。なお、小さな変更点としてはボディカラーが挙げられる。ブラックのほか、レッドとブルーはリニューアルされている。

 動画はAVCHD Liteを採用し、720pのハイビジョン撮影が可能。GF1、GH1と同様に専用動画ボタンで簡単操作ができ、おまかせIAを設定しておけばシーンに合わせて撮影が可能だ。タッチ操作はムービーでも利用できる。撮影中にピントの位置を前後で変更したり、タッチで被写体を選択すれば追っかけ撮影ができるようになっている。

 画質に関しては、超解像技術が挙げられる。一眼では新搭載のヴィーナスエンジンHD2が画像を分析し、輪郭部、ディテール部、グラデーション部によって最適な画像処理を行う。また、ISO6400の高感度で暗所での撮影領域を拡大しているのも特徴だ。デバイスとしては、広ダイナミックレンジと階調性、高速駆動と低消費電力の12.1M Live MOSセンサー、約50,000回/秒の超音波振動でゴミや埃を除去するスーパーソニック ウェーブフィルター、ヴィーナスエンジンHD2が挙げられる。

 西口氏は「最後発のデジカメ参入ではあったが、コンパクトではトップの仲間入りができた。一眼では20%のシェアを目指す」としている。
《RBB TODAY》

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