【MWC 2010 Vol.16】ドコモ、NECのLTEコンセプト端末などによるデモを実施 | RBB TODAY

【MWC 2010 Vol.16】ドコモ、NECのLTEコンセプト端末などによるデモを実施

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NTTドコモ、NEC、パナソニック、富士通の4社で共同開発したLTEプラットフォーム(矢印部のチップ)
  • NTTドコモ、NEC、パナソニック、富士通の4社で共同開発したLTEプラットフォーム(矢印部のチップ)
  • ExpressCard型のLTE端末。免許の関係で空中に電波を発射できないためシミュレーターに接続されているが、実際に動作可能なもの
  • NEC製のLTE対応Android端末からリモートデスクトップでWindows PCに接続。この端末も実際にカテゴリ3の能力を持っているという
  • NEC製のLTE対応Android端末からリモートデスクトップでWindows PCに接続。この端末も実際にカテゴリ3の能力を持っているという
 NTTドコモは、Mobile World Congressの会場においてLTE端末のコンセプトモデルを利用したデモンストレーションを実施した。ピークスピードの速さを示すデータ転送だけでなく、具体的な応用例としてLTEの低遅延特性を利用したシンクライアントが参考出展された。

 同社は今年末までにLTEの商用サービスを開始する予定で、当初はFOMA用に合計20MHzを割り当てられている2GHz帯の周波数の一部をLTEに転用することで展開を図る。LTEサービスの詳細についてはまだ明らかにしていないが、端末は「カテゴリ3」と呼ばれる仕様のものを当初から利用することが決まっている。カテゴリ3の端末は、周波数帯域5MHzで下り最大37.5Mbps、10MHzで同75Mbps、15・20MHzで同100Mbpsの通信が可能で、将来的にすべての帯域がLTE用に使われた場合、現在の光ファイバー並みの通信速度がモバイルで実現されることになる。NTTドコモのブースでは、カテゴリ3に対応したExpressCard型の端末が実働している様子が紹介された。

 また、最大通信速度の高速化だけではなく、通信を開始してから実際にデータが流れ始めるまでの遅延が大幅に短縮されるのもLTEのメリットで、リモートデスクトップのような用途で使用感の向上が期待できる。今回の展示では、NECが制作したAndroid搭載LTE端末のコンセプトモデルを利用し、LTEネットワークを介してWindows PCに接続するデモンストレーションが行われた。
《日高彰》

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