急拡大のデジタルサイネージ、ことばの認知はまだ2割弱 〜 ORIMO調べ | RBB TODAY

急拡大のデジタルサイネージ、ことばの認知はまだ2割弱 〜 ORIMO調べ

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 モバイルリサーチ事業を展開するORIMOは3日、「デジタルサイネージ」に関する調査結果を公表した。

 2010年1月22日〜31日の10日間、自社アンケートモニターに対して調査を実施、686名の回答を集計したものとなっている。「デジタルサイネージ」は、屋外や交通機関、店頭、公共施設などの場所で、ネットワークに接続したディスプレー端末を使って情報を発信するシステム。ディスプレー端末ごとにコンテンツ表示を変えることができ、次世代広告媒体として、その広告価値の高さに注目が集まっており、調査会社の発表によると2009年で市場規模は600億円に迫っているという。

 この調査によると、デジタルサイネージについて、内容の説明をする前に、知っているかどうかを聞いたところ、「どのようなものか内容まで知っている」との回答は8.3%、「名前は聞いたことがある」が9.9%で「認知率」は18.2%で2割以下となった。

 その後、デジタルサイネージについて具体的事例も含めた説明後、「どのような場所で見たことがあるか?」という質問をしたところ(複数回答)、「ビルの壁面」が39.9%でトップ、次いで「駅」27.6%、以下「デパート」16.9%、「パチンコ店」14.1%、「空港」14.0%と続いた。デジタルサイネージに実際に触れたことがあるかどうか、を聞いたところ「触れたことがある」との回答は、見た人(406名)のうち14.8%でした。どこに設置されているデジタルサイネージを触れたのかを聞いたところ(複数回答)、「駅」との回答がもっとも多く28.3%、次いで「映画館」「デパート」が20.0%で同率2位、「不動産店舗」が16.7%となった。また店舗や施設にデジタルサイネージがあれば、「画面に流れている情報に目が行きますか?」との質問をしたところ、「目がいく」との回答は27.1%。その他、「そのときの状況による」との回答が63.3%で、「目は行かない」との無関心派は9.6%だった。実際に接している機会があっても、「デジタルサイネージ」という概念自体は、まだまだ普及していない現状だと言えるだろう。

 デジタルサイネージで流れる情報が「印象に残る」と回答したのは全体で15.7%。「そのときの状況による」との回答が76.5%と圧倒的に多かった。「残らない」は7.7%だった。デジタルサイネージが設置している店舗・施設は、デジタルサイネージを設置していないところに比べ「魅力がある」と回答したのは、全体で37.3%となった。「どちらともいえない」との回答が56.3%。また、デジタルサイネージが、あれば良いと思うところを聞いたところ(複数回答)、もっとも多かったのが「駅」で49.4%、次いで「空港」40.2%となっています。以下、「ビルの壁面」36.9%、「映画館」30.3%、「デパート」29.0%、「病院」27.1%、「コンビニ」26.7%、「ホテル」24.3%、「ビデオレンタルショップ」22.9%という結果となった。
《冨岡晶》

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