米ノベル、ソフトウェアアプライアンスの構築・検証・管理のための統合ツールキットを発表 | RBB TODAY
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米ノベル、ソフトウェアアプライアンスの構築・検証・管理のための統合ツールキットを発表

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SUSE Appliance Toolkit提供ページ(英語)
  • SUSE Appliance Toolkit提供ページ(英語)
 米Novell, Inc.(ノベル)は現地時間26日、独立系ソフトウェアベンダ(ISV)および企業が、ソフトウェアアプライアンスを開発、展開、管理する際の時間とコストを軽減するあらたなツール群の提供を開始した。

 この「SUSEアプライアンスツールキット」は、アプライアンスを迅速かつ簡単に構築し、検証し、更新し、構成するためのツール群となる。開発者はSUSE Linux EnterpriseかopenSUSEかのいずれかを選択してアプライアンスを構築できる。物理/仮想/クラウドコンピューティング環境にまたがり、ソフトウェアアプライアンスの構築、検証、更新、構成が行える、業界でもっとも包括的で統合されたソリューションだという。

 今回のツールキットには、ノベルのアプライアンス構築ソリューションであるSUSE Studioのオンサイト版「SUSE Studio Onsite」、SUSE Linux EnterpriseをWebベースで遠隔的に構成できるツール「WebYaST」、認証、権限管理、アクセス制御のツール「SUSE Lifecycle Management Server」などの管理ツールが含まれており、ISVや企業はソフトウェア開発期間、インストール時間、メンテナンスコストを削減できる。

 なおツール群のベースとなったSUSEアプライアンスプログラムは、フルサポートを備えたソフトウェアアプライアンスをISVが構築、更新、構成、市場展開できるようにする包括的なプログラムだ。ノベルでは、SUSEアプライアンスプログラムを2009年7月に発表して以来、4,500社のISVがWebベースのアプライアンス構築ツールであるSUSE Studioに登録したとしている。SUSEアプライアンスプログラムの会員企業には、Adobe、Black Diamond Software、BitRock、GroundWork Open Source、IBM、Ingres、SEP、ROC Software、Zmandaなどが含まれる。
《冨岡晶》
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