ジョルダンは10日、Android端末向け経路検索アプリケーション「乗換案内」で最寄駅案内の提供を開始したと発表した。 最寄駅案内は、経路検索で駅名を入力する際、現在地から近い駅を自動的に検索して表示する。自分の向いている方角にある駅と、そこまでの距離が画面に表示され、体感的に駅を選択することができる。利用頻度の高い場所をMyPointとして保存しておくことで、現在地から見たMyPointの方向や距離がわかる。 NTTドコモは、7月に開催された“Wireless Japan 2009”にて直観検索・ナビをデモンストレーションしていた。携帯電話をかざした方向にどんな店があるのかなどの情報が表示される新発想のナビゲーションで、携帯電話に搭載されたGPS、方位センサー、カメラを利用しながら、撮影した外界の風景に対して、自分の位置周辺の情報を合成して表示するというものだった。今回のアプリケーションはカメラ利用や店情報など余分な情報はないが、ある意味、このナビシステムに近いものを感じさせる。 対応機種は「HT-03A」。価格は無料でAndroidマーケットから入手できる。