セブン&アイ・ホールディングスは8日、「セブンネットショッピング」の名称でネット通販事業に本格参入した。 コンビニエンスストア、スーパーマーケット、百貨店、専門店などの業態を有するセブン&アイグループだが、セブンネットショッピングというブランドのもとリアルとネットの融合を目指し、店舗を受け取り拠点とした受け取り・決済の安心を提供していくとしている(受け取りはセブン-イレブン店舗、宅配)。 ショッピングサイトは11カテゴリ500万アイテムを揃える(2011年末に1000万アイテムを目指す)。スタジオジブリ、avex SHOP、ポタジエなど厳選された32の専門店がある「こだわり専門店」(2011年末に300店舗に拡大予定し、オリジナル商品も開発)やクチコミによるコミュニケーション空間、お買い物情報を一元管理できる自分専用の「わたしの便利帖」が特徴だ。 なお、同社ではセブンネットショッピングは、セブン&アイグループのIT戦略「流通クラウドポータル」の第1歩であるととらえており、メディア、コンテンツ、メーカー連携も図っていく。