ソフトバンクCR、「基本情報技術者試験」対策用iPhoneアプリを提供開始

エンタープライズモバイルBIZ

2009年11月25日（水） 11時40分

　ソフトバンククリエイティブは18日、経済産業省認定「基本情報技術者試験」の学習用クイズ『基本情報試験午前対策大作戦』（監修：西俊明）を、iPhone/iPod touch向けアプリケーションとして提供を開始した。

　「基本情報技術者試験」は情報処理技術者試験の一つ。基礎知識のレベル1から高度なレベル4までの「共通キャリア・スキルフレームワーク」によると、レベル2にあたる。試験の対象者像は「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」であり、この試験は、情報工学に関連するエンジニアの実務においてベースになるという。

　『基本情報試験午前対策大作戦』は、午前の試験対策用のもので、知識が問われる問題に対応できるよう基本用語習得の支援を目的としたもの。出題分野はテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系に分かれており、本アプリで網羅できるよう、すべての分野から出題。その中で出題が予想される900語を厳選し、ポイントをおさえたクイズ形式での出題により、学習を通じて用語の意味を的確に理解し、習得しやすい工夫がなされているとのこと。

　各ステージ9つの用語が出題され、クリアする標準時間は2分。テーマ別に分けられたステージごとに学習を進めることができるため、電車の待ち時間などの隙間時間を有効に活用して学習することができる。またすべての分野を網羅して学習できるよう、1画面ずつ進み、2画面目を飛び越えて3画面目に進むことができない構成になっており「情報の基礎」「ハードウェア」「ソフトウェア」「データベース」「ネットワーク」「システム開発」「マネジメント」の7つのカテゴリーごとに数ステージの出題が行われる構成となっている。解答時間を意識した制限時間の設定、反復学習機能にも対応する。提供価格は350円（配信国は日本）。

《冨岡晶》