NEC、「パネルコンピュータ」の新製品を発売 〜 従来比50%の低価格、飲食店向けに特化 | RBB TODAY
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NEC、「パネルコンピュータ」の新製品を発売 〜 従来比50%の低価格、飲食店向けに特化

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TTO-W1
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  • 主な仕様
 NECは12日、従来比50%の低価格を実現した「パネルコンピュータ」の新製品「TTO-W1」「TTO-B1」をあらたに発表した。同日より販売を開始する。

 NECでは、これまでもタッチパネルディスプレイとコンピュータを一体化した「パネルコンピュータ」をさまざまな利用シーンに合わせて提供してきた。具体的には、施設案内などの屋内情報表示・検索端末、オフィスなどの受付端末等で利用されている。

 「TTO-W1/B1」は、回転寿司店や居酒屋など飲食店での利用に特化したオーダリング端末。メモリ容量やプリンタなどの接続インターフェイスを必要最低限のものに限定し、飲食店などでのオーダリング用途に特化することで、従来比50%の低価格化を実現した。さらに、IEEE802.11aをはじめとする無線LANの全規格(IEEE802.11a/b/g/n(draft2.0))も標準でサポート。厨房やオフィスも入居するビルの店舗などでも、オフィス製品や電子レンジなどの電波の干渉を受けずに利用が可能とのこと。

 CPUはインテルAtom Z510P(1.1GHz)搭載するメモリの容量は、回転寿司店や居酒屋のメニューを搭載するのに十分と考えられる1GB。1GB CF、11.6型ワイドLCD、Microsoft Windows XP Embeddedを搭載。またLEDバックライト液晶の採用等により、消費電力およびCO2排出量の従来比半減を実現した。年間電気料金に換算して約10万円の節約が可能。また、ハードディスクレスにより円盤の回転による筐体温度の上昇が抑えられるため、動作保証温度を一般製品より5℃高い40℃にまで拡張。厨房などの高温な場所での利用も可能となっている。さらに、USBコネクタ部分へのカバー取り付けや電源スイッチの無効化など、不特定多数のお客様による利用を想定したセキュアな端末設計となっている。「W1」と「B1」は色違いで基本性能は同一となる。価格は13万9800円で出荷は11月30日より。
《冨岡晶》
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