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【特別企画】Jリーグ、今後の見どころはココ!

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Jリーグ日程(Jリーグ公式ページより)
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  • 「ひかりTV」ではサッカー特設サイトを公開。1周年記念として、契約者は「Jリーグ・プレミアムパック」が無料となっている。J1、J2全試合のビデオやオリジナル番組が盛りだくさん。(http://soccer.hikaritv.net/)
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 Jリーグの大きな特徴って何だと思います? それはずばり「地域密着」。最初はたった10チームで始まったJリーグですが、現在、プロのJ1とJ2には全36チーム、北は北海道から南は熊本まで各地にクラブが存在します。そのほか、下部リーグのJFLや社会人チームまで含めれば、全国にクラブがある状態。海外では「おらが街のクラブ」を応援することが当然の礼儀ですし、もしあなたの住んでいる街や出身地にクラブがあるなら、そこから興味を持ってみるのも手かもしれません。

 実はかくいう私も、海外サッカー派からJリーグ派に転向した1人で、出身地のモンテディオ山形がプロリーグに参戦したことがきっかけとなりました。10年間、ずっとJ2時代からサポートしてきて、昨年ついにJ1に上がった時の喜びといったら、何ものにも代え難い嬉しさでしたね! もしも読者の中で弱い時代の阪神を応援した経験がある方がいるなら、この気持ちを分かってもらえると思います(笑)。ひいきのチームを応援するのって、本当に楽しいですよ。しかも試合は、ほとんどが土日に開催。ぜひ、週末の楽しみを1つ増やしてみませんか?

■観戦のポイント

 Jリーグを見ていると、いろんな“ドラマ”に遭遇します。つい最近の例ですが、9月12日に行なわれた試合でも滅多にお目にかかれないドラマが起きました。

 その試合は単独首位を走る鹿島アントラーズとそれを追う2位川崎フロンターレ(勝ち点差7)の直接対決、いわゆる「天王山」です。川崎が鹿島に勝てば勝ち点差が4に縮まって一気にリーグ初優勝の目も出てくるだけに、試合は気迫のこもった手に汗握る展開で、近年のJリーグ史上においてもまれに見る好ゲームでした。

 ですが結果的にこのゲーム、大雨によるピッチコンディション悪化を理由になんと「ノーゲーム」に。後半29分の出来事で、川崎が3-1で鹿島をリードしていたのですから、川崎側は収まりがつかない。この日2得点を挙げた川崎の立役者、鄭 大世(チョン・テセ、北朝鮮代表フォワード)は「納得できない!」と声を震わせました。結局、3日後のJリーグ理事会で、後半29分、川崎が3-1でリードしている状況からの「ゲーム再開」の決定が下されました。考えてみれば、非常に珍妙な形でゲームが仕切り直されるわけです。何しろ残り時間はたったの16分(+ロスタイム)。ただ「ドーハの悲劇」のように、サッカーはわずか数秒で試合がひっくり返ってしまうスポーツなので、16分もあったら一体どう転ぶか分かりませんね。振り替えの日程は本日決定メディアの注目度もぐんと上がる。この16分間はなんとしてでもご覧になってください。「特濃な試合」になることうけ合いですから。意地と意地とがぶつかり合う肉弾戦になること間違いなしです。

 さて、「これからJリーグを見てみたいけど、どのチームを見たらいいか分からない」なんて方は、いわゆる「強豪・名門」と呼ばれるクラブからチェックしてみて下さい。鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、浦和レッズ、名古屋グランパス、横浜F・マリノス、ジュビロ磐田 、ガンバ大阪あたりが上位の常連と言えるでしょう。こうした強いチームにはスター選手がゴロゴロいますし、もちろん個々のプレーも上手い。日本代表などで名前を聞いたことのある選手もいて、きっと入り込みやすいはずです。

 中でも、リーグ3連覇に向けて「チャンピオン」の風格を漂わせているのが鹿島。中盤でいぶし銀の働きを見せる小笠原満男や、代表の右サイドバックに定着した内田篤人、点取り屋のブラジル人、マルキーニョスなど、それぞれのポジションにバランスよく好選手を配置。これまでリーグ戦で通算6度の年間王者に輝き、まさしく日本一の強豪と言えます。

 今からは想像がつきませんが、1993年のJリーグ発足時、鹿島は最後の最後に滑り込んだクラブでした。当初は「お荷物」と思われていたのですが、いきなりファーストステージの王者となったのには誰しもが驚きました。地方の弱小チームに過ぎなかった鹿島を草創期に引っ張ったのは、元日本代表監督のジーコ。それに加えて強くなった理由は、街ぐるみでチームをサポートしたからです。ホームタウンである鹿嶋市の人口は7万人足らずですが、もはや街の1つの産業と言っても過言ではない存在で、カシマスタジアムはいつも熱心なサポーターで満員になります。

 浦和も見ていて飽きないチームです。鹿島を上回る熱狂的サポーターがついていることで有名で、さしてサッカーに興味がない人でも、真っ赤なユニホームで揺れる埼玉スタジアム2002は一度や二度、テレビで目にしたことがあるんじゃないでしょうか。たとえチームの負けがこんでいても、彼らはレッズをとことん愛します。彼らを見るといつも阪神ファンを思い出してしまうんですが、あれだけサポーターに愛される選手たちは本当に幸せだと思います。

 ところが今シーズンは絶不調。9月13日の試合でようやく7連敗のトンネルを脱し、現在は9位に甘んじています。2006年のJリーグ王者であり、2007年にはアジア・チャンピオンに輝いたのですが、その後わずか2年の間に監督が3人も交替。さらに今季就任したフォルカー・フィンケ監督は、ベテランを放出して若手選手を積極的に起用するなど、大胆にチーム改革を断行。いうなれば今は血を入れ替えている最中で、恐らくは来季あたりから結果が出てくることでしょう。ただし、まがりなりにもプロスポーツですから結果が全て。フィンケの首がつながるかどうかは神のみぞ知るところです。

■果たして注目の選手は?

 これからブレイクしそうな選手も挙げてみましょう。まずは浦和の原口元気(18歳)とエスクデロセルヒオ(21歳)。先ほど例に挙げた「若返りを図るレッズ」の象徴のような存在で、よく走り、よく動きます。先日の山形戦で見せたエスクデロのゴールなど、まさにワールドクラス。また、原口は19歳以下の日本代表に選ばれている未来の期待株です。

 横浜F・マリノスで現在11得点を叩き出している大型フォワード、渡邉千真(かずま、23歳)。デビュー戦でいきなりゴールを決めるなど、新人王の呼び声も高い選手です。サッカーの名門・国見高校出身で、高校時代はあの平山相太選手とともに高校選手権を制覇しました。

 これまたストライカーの大迫勇也(19歳)。今年、高校を卒業したばかりの新人ですが、卒業時にはJリーグ6球団からオファーを受けるなど実力はお墨付き。最終的には鹿島に入団しました。彼もまた公式戦デビューで初ゴールを決め、渡邊と並び新人王を争うことになるでしょう。
 
 彼らほど派手ではありませんが、モンテディオ山形の長谷川 悠もチェックしてほしい選手。現在10得点で得点王争いにつけ、下位に沈む山形を精いっぱい牽引しています。まだ22歳ながらこれで4チーム目の苦労人。決してサッカーエリートとは言えないところにも、個人的には魅力を感じます。

 最後に、見事な復活を遂げたベテランを。中盤の選手ながら、得点ランキング2位の13点を叩き出しているFC東京の石川直宏です(28歳)。過去には2004年のアテネ・オリンピック代表に選出された彼ですが、2005年に十字じん帯・右ひざ半月板損傷というサッカー選手にとって致命的な大ケガ(全治8ヵ月)を負い、長いリハビリ生活へ。ようやく昨年から調子が上向きになり、今年に入って完全復活を遂げました。これまでのJリーグにおける彼の最高得点数は5ですから、既に2倍以上のゴールを挙げていることになり、今の調子ならこの後も得点が見込まれるでしょう。そして10月1日、ついに4年ぶりに日本代表へ復帰!キレキレのプレーを代表でも期待します。

 例えば私のようなサッカー好きはよく色んなサイトをチェックしますが、最近よく訪れるのが「ひかりTV」のページ。「ひかりTV」は、NTTの光回線を利用したテレビ向けの映像配信サービス。なかなか地上波で見ることのできないJリーグの生中継や、J1、J2リーグ戦全765試合のビデオを自宅にいながらにして楽しめます。現在、「ひかりTV」ではサッカー特設サイト(http://soccer.hikaritv.net/)を公開中。石川選手を始め注目選手の動画や情報などがたくさん紹介されていて、Jリーグを知るために非常に役立っています。今ならキャンペーン中で2ヵ月無料で利用できるようですので、サイトを訪れたなら加入を検討してみても良いかもしれないですね。あなたのサッカーライフが充実すること間違いなし!です。
《RBB TODAY》
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