日本HP、「Solaris on ProLiant」発表 〜 ワンストップでSolarisアプリ環境を提供 | RBB TODAY

日本HP、「Solaris on ProLiant」発表 〜 ワンストップでSolarisアプリ環境を提供

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「Solaris on ProLiant」の各種ケース
  • 「Solaris on ProLiant」の各種ケース
  • HP ProLiant向けSolarisの価格(1年間の価格)
 日本ヒューレット・パッカードは15日、「HP ProLiantサーバー」向けに、サン・マイクロシステムズのOS「Solaris10」の販売およびソフトウェアテクニカルサポートを開始した。

 2月に米サン・マイクロシステムズ社とヒューレット・パッカードのワールドワイドで締結された複数年契約に基づくもので、日本でも、日本HPのx86サーバー製品ラインである「HP ProLiant サーバー」向けに保守、サービスを提供するOSにSolaris10が追加された。「Solaris on ProLiant」の名称のもと、日本HPを窓口にしたワンストップサービスとして、Solarisアプリケーション環境をx86サーバー上に構築するものとなる。

 これによりSolarisアプリケーション環境を高いパフォーマンスと電力効率の良いプラットフォーム上で利用することが可能となる見込み。また、「HP ProLiantサーバー」の持つ管理ソフトウェアを活用することで、管理効率も向上できる見込み。日本HPでは今回の販売開始に合わせて、導入支援サービスや各種周辺サービスなども提供を開始し、Solaris導入に必要なサービスとサポートをワンストップで調達できるよう体制を整える。

 Solarisの販売は「一定期間のサブスクリプション」と「ソフトウェアテクニカルサポート利用権」をセットで販売する形態。「HP ProLiant サーバー」用OSとしてSolarisをHPから購入することでサン・マイクロシステムズによるオンラインでの年間契約サービス(Sunsolve Online)が利用でき、バイナリやパッチのダウンロードが可能になる。また、既存のHP-UX、Windows、Linuxと同等のサービス仕様にて、日本HPのソフトウェアテクニカルサポートを受けられる。標準時間(午前8時45分〜午後5時30分、月曜から金曜、ただし祝祭日と年末年始は除く)もしくは24時間年中無休(以後24時間と記載)のいずれかのソフトウェアテクニカルサポートの選択が可能。価格は、サーバーソケット数1から2でソフトウェアテクニカルサポートに標準時間を選択した場合、136,080円(税込)から。

 またSolarisの販売開始に合わせ、導入支援やProLiantの管理環境を利用できるようにするスタートアップサービスも提供する。「Solarisスタートアップサービス」は、Solarisの新規導入時に必要となる一連の導入作業を提供して、迅速にSolarisを稼働可能とするサービス。「HP ProLiant Solarisサーバー導入サービス」では、スタートアップサービスに加え、iLO、SMH、ACUなどProLiant特有部分のオリエンテーションを一括で行い初めてProLiantを使用する場合にもSolarisを確実かつ速やかに導入できるよう支援する。価格は、「Solarisスタートアップサービス」が94,500円(税込)、「HP ProLiant Solarisサーバー導入サービス」が302,400円(税込)。

 そのほかHP ProLiant向けに、Solaris環境上のアプリケーション構築やパフォーマンスチューニングなどの各種サービスも提供する。オープンソースソフトウェア製品に関する質問を1つの窓口で統一的に受けて回答する「オープンソース・エキスパート・サービス」、Java Webシステムのパフォーマンスチューニングサービス、Javaパフォーマンス分析サービス、x86 Solaris開発支援サービス、アプリケーション・サーバー開発支援などがその内容となる。

 なお日本HPは、9月1日付けで“Solaris on x86”の活用推進と市場拡大を目的とし、「Solaris Community for Business」にも加盟したとのこと。国内におけるSolarisシステムの構築に長けたパートナーとの協業を推進することにより、国内市場に、より一層信頼性と生産性に優れたソリューションを提供していくという。
《池本淳》

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