シマンテック、セキュリティ製品群最新版のパブリックベータを配信開始 〜 新保護モデル「Quorum」発表 | RBB TODAY

シマンテック、セキュリティ製品群最新版のパブリックベータを配信開始 〜 新保護モデル「Quorum」発表

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「ノートンベータセンター」サイト(画像)
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 シマンテックは9日、「ノートン インターネットセキュリティ 2010」および「ノートン アンチウイルス 2010」のベータ版を発表した。

 新製品では、未発見のマルウェアや従来型セキュリティでは対応できない深刻な脅威に対処するための、「評価(レピュテーション)」に基づく新しいセキュリティ技術を搭載。同社では「サイバー犯罪からユーザーを守る保護モデルにおいて大きくシフトをする」としている。この新しい保護モデルはコード名「Quorum」と呼ばれており、2009年秋に予定されている公式の製品リリースにおいて、初めて市場へ投入される。 なおパブリックベータ版は8月30日までの公開となる。

 「Quorum」では、個々のシステムで使用しているアプリケーションの特性に関するデータを匿名で提供することに同意した、世界中で数千万人にものぼる「ノートン コミュニティウォッチ」というユーザー参加型の監視プログラムからの情報をもとに、「評価(レピュテーション)」を行う。さらに、セキュリティ警告、脅威の駆除、スパム対策および保護者機能など、従来の基本的な手法も見直しているという。次世代のビヘイビア・アンチマルウェア・システム「SONAR 2」は、PC全体に関するフィードバックを高度に分析し、評価することによって、システムを保護する最適な方法を必要に応じて高い精度で判断し、シームレスに切り替える。SONAR 2は、ネットワーク通信やシステム上のプログラム活動、またクラウド環境からの評価(レピュテーション)や他の保護環境からのデータなど、ノートンに搭載されたすべての保護機能からの高度な情報を活用して、未知の脅威を検出できるように考えられているという。またセキュリティ警告の表示方法やメッセージを見直し、システムにあまり詳しくないユーザーでも、何が起こったのかをすぐに把握でき、技術的な知識があるユーザーであれば、脅威のソースや攻撃内容などの詳細へと掘り下げることができるようにした。

 ノートン2010製品の新しい保護モデルでは、スパム対策と保護者機能の分野までを広く網羅。たとえばスパム対策機能では、一般ユーザーの受信箱には企業向けのセキュリティ保護をもたらすSymantec Brightmailからの新しいエンジンが実装されている。この新エンジンにより、特に複雑な操作なしで豊富な実績に基づくヒューリスティクスとクラウドベースのシグネチャによって劇的な効率向上が実現されるという。

 ノートン360、ノートン インターネットセキュリティ、ノートン アンチウイルスの各ノートン主力製品は、すべてMicrosoft Windows 7が一般リリースされた時点より同OSをサポートする予定だ。現在有効期限内にある製品を使っているユーザーには、追加料金なしで互換用アップデートが自動的にオンラインで配布される。またノートン製品のベータテストを実施している日本のユーザー向けに、製品に関するフィードバックや感想を共有できるオンライン パブリックベータ フォーラムが用意された。各製品のベータ版は、ノートンベータセンターから無料でダウンロード可能。
《冨岡晶》

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