HOYAは16日、ペンタックスブランドのデジタル一眼レフカメラ「K」シリーズの新製品となる「PENTAX K-7」の発売日を6月27日に決定した。価格はオープンで、予想実売価格は130,000円前後。 PENTAX K-7は、5月21日に発表された有効画素数1,460万画素CMOSセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラ。発表時に6月末とされていた発売日が6月27日に決定した。 新画像処理エンジン「PRIME II」、100%視野率のファインダー、ボディ内手ブレ補正機能などを搭載。ボディはマグネシウム合金を採用し防塵・防滴構造となるほか、−10度の防寒性能を備える。また、ライブビュー機能や、1,280×720/1,536×1,024/640×416ピクセル対応の動画撮影機能、超音波振動で撮像素子をクリーニングする「ダストリムーバルII」機構などを搭載。そのほか、新機能として、3枚の画像を合成する「HDR」や、画面の水平を確認できる「電子水準器」を装備する。 おもな仕様は以下のとおり。・対応ファイル形式:静止画RAW/JPEG、動画AVI・ISO感度:AUTO/ISO100〜3200・対応メモリ:SD/SDHC・ファインダー倍率:約0.92倍・液晶:3.0型カラー・連続撮影:約5.2コマ/秒・シャッタースピード:1/8000〜30秒・バッテリ:専用リチウムイオン充電池(型番:D-LI90)・インターフェース:USB2.0/HDMI/AV出力/外部電源/外部レリーズ/Xシンクロなど・本体サイズ:幅130.5×高さ96.5×奥行き72.5mm・重さ:670g(本体のみ) なお、防滴性能を備える標準ズームレンズ「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6AL WR」(予想実売価格20,000円台後半)とセットにしたレンズキットも同日発売。価格はオープンで、予想実売価格は140,000円半ば。そのほか、防滴性能を備える望遠ズームレンズ「smc PENTAX-DA50-200mm F4-5.6ED WR」や、K-7用のバッテリグリップ「D-BG4」も発売。予想実売価格はsmc PENTAX-DA50-200mm F4-5.6ED WRが30,000円台前半、D-BG4が20,000円前後。