シスコと慶應義塾、IPv6対応「Cisco Unified Communications Manager」の実証実験を実施 | RBB TODAY

シスコと慶應義塾、IPv6対応「Cisco Unified Communications Manager」の実証実験を実施

 シスコシステムズは4日、IPv6に対応した「Cisco Unified Communications Manager」のフィールドトライアルを慶應義塾と共同実施し、予定されていたテストをすべて完了したことを発表した。

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ネットワーク構成図
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 シスコシステムズは4日、IPv6に対応した「Cisco Unified Communications Manager」のフィールドトライアル(EFT:Early Field Trial、実証実験)を慶應義塾と共同実施し、予定されていたテストをすべて完了したことを発表した。

 シスコは慶應義塾の協力のもと、すでにIPv4/v6デュアルスタックに対応しているキャンパスネットワークにおいて、IPv6対応Cisco Unified Communications Managerのフィールドトライアルを実施。このフィールドトライアルは、2008年より準備し、2009年3月から開始して、予定されていたテストを完了したという。これにより、IPv6環境下でもユニファイド コミュニケーションを問題なく稼働できることが実証された。

 今回のトライアル環境では、IPv4/v6デュアルスタックの慶應義塾ネットワークに、IPv6対応のCisco Unified Communications Managerを2台接続。1台は慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター(ITC)本部、もう1台は三田キャンパス内に設置された。IPv6対応のIP Phoneとしては、Cisco Unified IP Phone 7975G×10台、Cisco Unified IP Phone 7945G×5台、Cisco Unified IP Phone 7911G×5台が、ITC本部、三田キャンパス、日吉キャンパス、矢上キャンパス、信濃町キャンパス、湘南藤沢キャンパスに設置された。公衆網と接続するためのVoIPゲートウェイCisco ISR 2800シリーズも1台接続された。

 デュアルスタックIP Phone間のIPv6での通話、IP Phoneと公衆網加入電話との通話、IP Phoneの保留機能、IP Phoneの転送機能、IP PhoneのN者会議機能(テスト時は5者会議を実施)などがテストされ、ITC本部は、各IP Phoneの設定が容易であったこと、通話の際の音質が良好だったこと、複数のユーザーと同時に通話できることなどを高く評価したという。今後は今回得たノウハウを活用し、各種サービスのIPv6化に向けた取り組みを積極的に進めていく計画だ。
《冨岡晶》

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