NECP、英レスターカーブ劇場にユニファイド・コミュニケーションシステムを構築 | RBB TODAY
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NECP、英レスターカーブ劇場にユニファイド・コミュニケーションシステムを構築

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 NEC Philips Unified Solutions(NECP)は5日、英国の非営利団体“レスターシアタートラスト”が2008年11月に英レスターシャー州に新しくオープンした劇場「レスターカーブ」に、館内スタッフが利用するユニファイド・コミュニケーションシステムを構築したことを発表した。

 このシステムは、2007年7月にNECが買収した米国のネットワーク関連ソフトウェア開発会社Sphere社のコミュニケーションサービス「Sphericall(スフェリコール)」を中核としたもので、PCサーバ等で構築された顧客管理などの業務システムと音声機能の連携を実現している。これによりレスターカーブでは、チケット予約などの電話対応において、過去の購買履歴を参照しながら来観者一人一人に適したきめ細かなサービスの提供が可能となる。チケット発券システムの画面上からワンクリックで、電話や電子メールを行うことも可能。また同劇場をイベント会場として利用したい場合、固定電話に加えモバイル端末を活用することにより、イベント等で同劇場を利用している企業・団体等からの問い合わせに、いつでもどこでも対応可能となる。

 レスターカーブは、世界的に有名な建築家Rafael Vinolyによってデザインされ、最新鋭の舞台装置を兼ね備えた大小2つ(大:750席、小:350席)のホールを有した劇場。バーコードを活用した入退場管理システムを採用するなど、新しい取り組みを積極的に実施しており、最新のIT基盤の強化も進めているという。
《冨岡晶》
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