NTT Com、経路ハイジャックの予防を実現するルーター用新技術を開発
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ISPがインターネットから経路情報を受信する際に、インターネット経路情報データベース(IRR:Internet Routing Registry)に登録されている正しい経路情報と比較することで、不正な経路情報の選択を予防する。隣接するISP接続先や顧客などの経路情報に対して、ISP自身によるフィルタリングの設定などを用いることで、不正な経路情報に対する予防は可能だが、現実的には、その信憑性を自動で確認する手段はないとされていた。本機能は、NTT Comで並行して開発を進めている「高信頼性IRRデータベース」との連携により、不正経路の混入を予防する技術を確立し、ジュニパー・ネットワークス社のPSDP(Partner Solution Development Platform)開発環境を活用することで実現した。
IRRデータベースは、インターネット内でのデータのとおり道を示す経路情報などに関する情報を蓄積するデータベースで、ISPなどは、経路情報などをIRRに登録することで自社の経路ポリシーを世界中の他のISPに伝えることが可能となる。高信頼性IRRデータベースは冗長機能や負荷分散機能を向上させたIRRサーバで構成するデータベース。2009年2月20日〜2009年2月27日に実証実験を実施し、実用可能性を評価・検証した。
今回確立した不正経路の混入予防技術は、今後、実証実験を通して機能の有用性について検証・確認を行う予定。なおこの機能は、総務省委託研究「経路ハイジャックの検知・回復・予防に関する研究開発」において、不正な経路情報がインターネット上に混入することを未然に防止する技術を開発・導入を進めており、その一環として開発された。
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