【富士通フォーラム(Vol.13)】消費電力削減に効果——ETERNUSのエコモード | RBB TODAY
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【富士通フォーラム(Vol.13)】消費電力削減に効果——ETERNUSのエコモード

エンタープライズ その他
「ストレージの容量仮想化によるDB運用改善」ブース
  • 「ストレージの容量仮想化によるDB運用改善」ブース
  • 富士通 ストレージシステム事業本部 ストレージインテグレーション統括部 国内SIグループの丹呉健一郎氏
  • 「ETERNUS SF Storage Cruiser」のエコモードの情報・設定画面。RAIDグループ単位で、ディスク回転の状態が確認できる
  • 「ETERNUS4000」の前面。エコモードが設定されたボリュームは、通常はディスクが停止(LEDが消灯)し、バックアップ時には自動的に起動する
  • 日中はディスク回転を停止しておき、夜間のバックアップ時のみ作動させることで、バックアップ用ボリュームの消費電力を削減できる
  • 「ストレージの容量仮想化によるDB運用改善」の展示ブースでは、シン・プロビジョニングやILM運用例も紹介されている
 「富士通フォーラム2009」の展示ブース「ストレージの容量仮想化によるDB運用改善」では、データベース運用改善のインフラ最適化ソリューションとして、ストレージ製品「ETERNUS4000」の「エコモード」を紹介している。

 エコモードは、稼働していないディスクの回転を停止させるMAID(Massive Array of Idle Disks)技術を応用したもので、ディスクの消費電力削減といった効果がある。エコモードの設定は、RAIDグループごとに適用できる。また、「ETERNUS SF Storage Cruiser」を使えば、ディスク回転の状態を画面で確認することができる。

 富士通によると、エコモードによる効果は、全ディスク60本のうち、30本にエコモードを適用し、夜間の2時間のみディスクを回転させた場合、エコモードを適用していない場合と比較して、15%の削減になるという。ETERNUSでは全モデルでこのエコモードを利用でき、ILM(Information Lifecycle Management)運用やバックアップ機能と連携させることで、データベースの運用コスト削減にもつながる。

 展示会場内のエコモードを紹介しているブースでは、ほかにも容量の仮想化技術「シン・プロビジョニング」やILM運用例が、デモを交えて紹介されている。ストレージの投資コスト削減や環境貢献に取り組んでいる方は、データベース運用について、ブースの説明員に相談してみるといいだろう。
《柏木由美子》
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