【レビュー(前編)】AMDのノートPC向け最新CPUを搭載! 日本HPの「dv2」を速攻チェック! | RBB TODAY

【レビュー(前編)】AMDのノートPC向け最新CPUを搭載! 日本HPの「dv2」を速攻チェック!

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dv2シリーズの「スタンダード・モデル」
  • dv2シリーズの「スタンダード・モデル」
  • AMDの新CPU「Athlon Neo」のロゴ
  • 「AMD HD!エクスペリエンス」ソリューションのロゴ
  • HDMI端子は左側面に装備
  • USB接続の外付けDVDスーパーマルチドライブを標準で付属
  • 左側面。USB×2やHDMI、ミニD-sub15ピンなどを装備。前面に比べ、バッテリを装着している背面部分に少し厚みがある
  • 右側面。電源スイッチやメモリカードスロット、USBを装備
  • タッチパッド上にあるタッチパッド機能ON/OFFボタン。OFFの状態だと赤色に点灯する
 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)が23日に発売したノートPC「HP Pavilion Notebook PC」の新製品「dv2」シリーズ。もっとも注目すべきはAMDの最新モバイルノートPC向け「Athlon Neoプロセッサ」を国内で初めて採用した点にある。また、新デザインの採用や薄型設計など筺体のスタイルにもこだわりを感じる。その性能とデザインを詳しく紹介しよう。

 dv2シリーズ、解像度1,280×800ピクセルの12.1V型ワイド液晶搭載で価格が73,500円(税込)のモバイルノートPC。おもなスペックはCPUが「Athlon Neo MV-40」、メモリが2GB、HDDが320GB。機能としてIEEE802.11nドラフトにも対応する無線LANやBluetooth、webカメラなどを搭載する。さらに、HDD映像再生支援機能を持つGPUや外付けDVDドライブを装備するなど、エンターテイメントコンテンツを楽しめる性能も備え、価格を抑えつつも機能をそろえた製品になっている。

●AMDの最新CPU「Athlon Neo」搭載

 「Athlon Neo」は、2009年1月にAMDが発表したモバイルノートPC用プラットフォーム「Yukon」(コードネーム)とともに発表された最新CPU。現時点では「Athlon Neo MV-40」がリリースされており、動作クロックは1.6GHz、L2キャッシュは512KB。チップセットは「AMD M690G」で、GPUに統合グラフィックス「Radeon X1250」とオプションで搭載可能なハイビジョン映像再生支援機能を持つグラフィックス「ATI Mobility Radeon HD 3410」を採用。モバイルノートPCでもスムーズな1080p HD再生などを行えるということなので、詳細は後日お伝えしたい。

 今回発表されたdv2は、Athlon Neo MV-40にMobility Radeon HD 3410グラフィックス(512MB)を搭載。スクウェア・エニックスの人気オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXI for Windows」の動作認定を受けており、3Dゲームがサクサク遊べるという点でもグラフィック性能がうかがえる。また、インターフェースにHDMIポートを装備し、光学ドライブとしてUSB接続の外付けDVDスーパーマルチを標準で付属。DVDの鑑賞や動画などの映像コンテンツを大型テレビに出力して楽しむこともできる。

●新しいZEN-design「kirameki(煌)」を採用

 本体は最薄部が約24mm、重さが約1.7kgの薄型軽量設計。天板や本体底面にはマグネシウム合金を使用し、側面部分には真空圧着による金属加工処理「VMフィニッシュ」が施されている。また、タッチパッドやクリックボタンにも「VMフィニッシュ」を採用。ステンレスのような表面はザラつき感がまったくなく、タッチ感が独特で滑らかだ。また、タッチパッドのすぐ上にタッチパッド機能のON/OFFをワンタッチで行えるボタンを装備。キーボード入力時に親指で簡単に操作できるので、誤操作を防ぐのに便利だ。

 本体のデザインは、ZEN-designの新デザインとなる「kirameki(煌)」を採用。「秘められたエネルギーが次々と光になり、無数に瞬いている様」をモチーフにしているとのことだ。同デザインはパームレスト部分に施されており、PCを開いている時に特徴的なZEN-designが活かされるようになっている。また、タッチパッドやクリックボタンの「VMフィニッシュ」が光を反射してイメージをより印象付けている。一方、ディスプレイを閉じた状態では、単色カラーのシンプル天板に側面のシルバーフレームが映えるデザインになっている。

 また、ZEN-designが傷つかないようにデザインをしたフィルムに樹脂を流し込んで転写させる技術「HP Imprint」を採用。デザインを損なわずに使用できる。そのほか、天板やタッチパッドにつくホコリや指紋などの汚れを拭き取るに便利なクリーニングクロスが標準で付属しているもうれしい。デザインにこだわりを感じるだけに、きれいな筺体で使いたい。

 そのほかのデザインで気になったのは、本体底面のネジの横についているマーク。メモリ、HDD、無線通信の3種類があり、その部分のネジを外しカバー開けることで、マークに対応する部品の交換が可能になっている。

●ミニノートPCに代わる新しい選択肢に

 薄型軽量でモバイル性能が高い12.1V型ワイド液晶搭載のノートPCが、3Dゲームにも対応するグラフィック性能や外付けのポータブルDVDドライブなどを備えるとなれば、性能面では十分納得できる範囲。そのノートPCが同社直販サイトで73,500円(税込)から購入できるというのは、コスト面でも納得できるだろう。ミニノートPCと比べれば少し高いが、コストパフォーマンスを考えれば新しい選択肢になりうる製品。リーズナブルなモバイルノートPCで、エンターテイメントも楽みたいというユーザーは一見の価値ありだ。また、今後のBTOのカスタマイズやカラーバリエーションなどにも期待したい。


●dv2シリーズ
・ディスプレイ:12.1V型ワイド液晶
・解像度:1,280×800ピクセル
・CPU:AMD Athlon Neo MV-40(1.6GHz)
・チップセット:M690G
・メモリ:2GB
・HDD:320GB(SATA/5,400rpm)
・グラフィック:ATI Radeon HD 3410(512MB)
・OS:Windows Vista Home Premium SP1
・光学ドライブ:USB接続外付けDVDスーパーマルチ
・無線LAN:IEEE802.11a/b/g/nドラフト2.0準拠
・有線LAN:100BASE-TX/10BASE-T
・インターフェース:HDMI/USB2.0×3/イーサネット/ミニD-Sub15ピン/メモリカードスロットなど
・機能:Bluetooth2.0+EDR/webカメラなど
・バッテリ駆動時間:約3時間15分
・本体サイズ:幅293×高さ24〜33.5×奥行き242mm
・重さ:1.7kg
《近藤》

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