富士通とシスコ、ユニファイド コミュニケーション領域で戦略提携を拡大 | RBB TODAY

富士通とシスコ、ユニファイド コミュニケーション領域で戦略提携を拡大

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 富士通と米シスコは16日、戦略的提携をユニファイド コミュニケーション(UC)分野にまで拡大することを発表した。提携の柱として富士通とシスコシステムズは、日本市場に向けたソリューションの開発、サービスの提供、およびプロモーションを共同で実施する。

 UCは、固定電話、モバイル端末、テレビ会議、Web会議、電子メール、ボイスメールなどのさまざまなコミュニケーションを統合し、シームレスな活用を実現するもの。両社は、今回の戦略的な提携拡大により、シスコが持つUC分野での先進技術やグローバルでのビジネス経験と、富士通のICTビジネスの実績およびノウハウと製品開発力を融合し、あらゆる業種に向けて包括的なコラボレーションのソリューションを提供するとしている。

 まず富士通とシスコは、UC製品に関する共同プロモーションを実施。特に、顧客企業の従業員の生産性やコラボレーションを向上するソリューション、および業務・業種アプリケーションと連携することで業務プロセスを改善するソリューションに注力。モバイル端末でメール確認やスケジュール確認を実現するモバイル連携ソリューションなどを提供する。また、業務・業種アプリケーション連携の推進、各キャリアのIP電話サービスへの接続および既設テレフォニーネットワークからのマイグレーションソリューションなどの提供を行う。

 さらに富士通およびシスコの開発部門が直接連携して、製品ロードマップを共有しながら、日本市場に適合した製品開発を両社が協力して実施する。これにより、富士通はCisco Unified Communications Manager(Unified CM)と連携する製品を新規に開発するとのこと。第一弾として、多様な日本国内のモバイル端末(スマートフォン、PHS)とUnified CMの接続を実現するアクセスユニット「VJ-110シリーズ」を開発し、同日より販売を開始した。

 また、顧客企業の既存CRMアプリケーション資産をそのままに、最新のコンタクトセンターを柔軟に構築するため、Unified CMと連携させるミドルウェアを開発する(2009年5月中旬提供予定)。富士通では、すでにUnified CMが提供しているMicrosoft Exchange Server、Microsoft Office Communications Server、IBM Notes/Dominoとの連携に加え、富士通のグループウェアTeamWARE、さらに各種業務・業種アプリケーションとUnified CMとの連携を実現するソフトウェアを順次提供する(2009年7月以降)。さらにUCビジネス推進に向けた体制を強化する。
《冨岡晶》

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