“原音力”に自信あり——フィリップス、日本のヘッドホン市場に本格参入 | RBB TODAY

“原音力”に自信あり——フィリップス、日本のヘッドホン市場に本格参入

 フィリップスエレクトロニクスジャパンは25日、国内のヘッドホン市場への本格参入を発表した。正規代理店を通じて、24製品を投入。4月1日より全国の家電量販店で販売を開始する。

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インイヤーのSHE9850
  • インイヤーのSHE9850
  • イヤークリップのSHS4701
  • ヘッドバンドのSHL9600
  • SHE3650
  • SHE9620
  • SHE9700
 フィリップスエレクトロニクスジャパンは25日、国内のヘッドホン市場への本格参入を発表した。正規代理店を通じて、24製品を投入。4月1日より全国の家電量販店で販売を開始する。

 国内のコンシューマ部門では、シェーバーや電動歯ブラシといった生活家電のイメージが強い同社だが、ヨーロッパ市場ではヘッドホン市場でトップシェアを獲得している音響メーカーとしての顔を持っている。過去にも、1983年にソニーと共同でCDを開発するなど、音楽産業の技術実績も豊富だ。

 国内では、従来並行輸入の形で様々な業者がヘッドホンの販売を行っていたが、今回の参入で加賀ハイテックを総代理店として日本法人自身が販売を開始することになる。

 同社のコンシューマーライフスタイル事業部カスタマーマーケティングマネージャー・高橋淑恵氏は「不況下でも伸びている市場はある。ヘッドホン市場はそのひとつ」と分析。デジタルオーディオの普及とともにヘッドホン市場が成長を続けていることを参入背景としてあげている。また、日本国内の市場は知名度の高い競合メーカーが多く「難しい市場だ」と語る同社のコンシューマーライフスタイル事業部事業部長・俵恵美子氏は、レンジの広さや透明感のある「音質で勝負できる」と市場参入への意気込みを見せた。

 今回発表されたのは、インイヤー、イヤークリップ、ノイズキャンセリング、ヘッドバンドの4カテゴリーで全24製品。インイヤータイプの「SHE9850」は、バランスドアマチュア方式のドライバーを搭載する最上位モデル。テストから得られた「角度」データを耳に入る部分の設計に盛り込んだ「角度つきアコースティックパイプ」を採用し、耳へのフィット感を高めたという。また、シリコン製イヤーキャップのほかに低反発素材のイヤーキャップを付属することで遮音性にも配慮している。なお、半数を超える14製品を1,000〜5,000円のインイヤータイプに投入しており、同社が低価格帯のインイヤーモデルを重視していることがうかがえる。

 また、2007年に買収したiPodアクセサリーブランド「DLO」の10製品もヘッドホンと同時に発売。今度はiPodの発売にあわせた製品展開を行うという。同社はこれらの製品発売により、初年度のマーケットシェア獲得を3%に設定。5年以内の10%シェア獲得を目標に掲げた。
《近藤》

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