フォーティネット、コストパフォーマンスを追求した「FortiGate-620B」
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同製品は、中小規模向け製品の「Fortigate-310B」の上位機種。10/100/1000イーサネットインターフェイスを備えた同等クラスで最高のポート密度(16はFortiASICプロセッサにより高速化)、ISPおよびアンチウィルス性能の向上、VPNスループット(16Gbps、12Gbps)などの特徴を持つ。
米フォーティネット社の製品担当 バイスプレジデントのアンソニー ジェームズ(Anthony James)氏は、セキュリティーの展望と製品説明のなかで、10ギガビットの導入増加、ASCIの発展や高速化が見込まれ、またネットワークコアでセキュリティーの展開が進むだろう予想。「パフォーマンスが上がればセキュリティーも堅牢なものが必要だ。帯域が広くなれば広くなるほど、保護できるセキュリティーを確保しなければならない。我々はASICの技術をもって革新を進めていく」と話した。また、昨今のSaaSの盛り上がりについても触れ、SaaSカンパニーを攻撃する機会も増えるとし、SaaS企業のセキュリティーに関しても注意を払い、データベースの保護をますます高めていく必要があると話した。
また一方で、セキュリティーとサービスの融合の流れのなかで、ネットワーク製品へのセキュリティー機能の導入やセキュリティーも考慮したネットワークインフラの導入も迫られており、よりインテリジェンスをなネットワークを強化していく必要がある点も強調した。さらに予算の削減に関して、企業はインフラ機器をいっそう活用する必要に迫れれており、これを達成するには統合されたセキュリティーソリューションしかありえないのだと語った。
「FortiGate-620B」は冒頭で触れたようにミッドレンジの製品だ。ネットワークプロセッサは「FortiASIC NP2」を採用している。ファイアウォールのVPNの高速化を図るために開発されたものだが、これは従来Fortigate-3000型番以上のモデルに採用されているもので、今回のミッドレンジにも採用された形になる。ちなみにコンテンツプロセッサであるFortiASIC CP6はアンチウィルス機能を高速化する役割を果たす。これにより、ファイアウォールのパフォーマンスは16Gbpsにまで高められており、12GbpsのIPSec VPNスループットをはじき出す。
ポートは20ポートだが、そのうち16が高速化されたGbEポートで、残り4ポートは非NPの高速化ポートとなっている。拡張モジュールはASM-S08とASM-FB4を用意。ASM-FB4は高速化されたポートを4ポート拡張でき、ファイアウォールスループットを20Gbpsまで高めることが可能だ。また、ASM-S08は80GBのHDDを搭載し、ログやローカルアーカイブを強化する。
アンソニー ジェームズ(Anthony James)氏は、今回の製品が「新たなセキュリティーパフォーマンスのベンチマークを設定することになるだろう」「価格について新しい標準を作ろうとしている」と自信を持つ。会見で説明された価格は、メーカーの参考価格。初年度の保守1年間つけて334万4000円(税抜き)。同じプライスレンジの競合製品と比較しても、スループット、VPNパフォーマンスに関して5倍のパフォーマンスを示していることを示した。
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