トレンドマイクロ、SaaS型セキュリティアーキテクチャ「Trend Micro Smart Protection Network」を発表 | RBB TODAY
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トレンドマイクロ、SaaS型セキュリティアーキテクチャ「Trend Micro Smart Protection Network」を発表

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 トレンドマイクロは12日、SaaS型セキュリティアーキテクチャ「Trend Micro Smart Protection Network」を発表した。

 Smart Protection Networkでは、ウイルスパターンファイルの約75%をクラウドサービス上に移行し、クライアントから必要に応じてクラウドサービスに問合せを行い、不正ファイルかどうかを判断する。新しい脅威を発見すると同時にクラウドサービス上のセキュリティ対策データが更新されるため、クライアント上のウイルスパターンファイルを頻繁に更新しなくても常に最新のセキュリティを確保できるとのこと。

 また、Webサイト・E-mailサーバ・ファイルそれぞれの安全性を評価するデータベース(レピュテーションデータベース)を連携させ、脅威に対して迅速に対応できるようにするという。たとえば、Webサイトのリンク情報が含まれているスパムメールをユーザが受け取った場合、Smart Protection Networkがスパムメールを検出した段階で自動的にリンク先のWebサイトを調査し、不正プログラムの有無を検査する。

 Smart Protection Networkの本格稼働は3つのレピュテーションデータベースが協調動作を開始する2009年3月の予定。価格は未定だが、既存のレピュテーション技術が組み込まれたゲートウェイ製品/サービスを利用しているユーザはバージョンアップ等の作業を行わずに無償利用できる。Smart Protection Networkに対応した法人向けのクライアント/サーバ製品も2009年第3四半期から提供を開始する予定だ。
《RBB TODAY》
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